「罪悪感とは自分で植え付けた産物」と思えた瞬間から、人は自由になれる。

「罪悪感とは自分で植え付けた産物」と思えた瞬間から、人は自由になれる。
どうも。
ナカタケこと中野丈矢です。

「お金を稼ぐことに罪悪感を感じるんです」っていうのは、
新しい世界へ足を踏み出そうとするのを、
自分でブレーキをかけてしまっています。

 

なぜなら、罪悪感というのは、
誰かに植え付けられたものではなく、
自分で選び、そして勝手に自分で植え付けたものだからです。

 

自分で植え付けた罪悪感を、
・幼少期のトラウマ
・両親の育て方
・先生にこう言われた
・前世の記憶

と、過去を深堀りすることで、
誰かのせいにすることはできますが、
根本的な課題は解決できません。

むしろ、ややこしくなるだけ。

罪悪感や劣等感は、
自分で選んで自分で植え付けてきたのです。



人は思っている通りなる仕組みについて

 

インド独立の父であるガンジーが遺した言葉で、
A man is but the product of his thoughts. What he thinks, he becomes.
人間はその人の思考の産物にすぎない。 人は思っている通りになる。

というのがあります。

人は思っている通りになります。

「お金を我慢しないと入らない」
と思っていれば、そのようになります。

もちろん、
仕事ですから、我慢する時だって、
歯をくいしばる時だってあります。

 

僕は野球が大好きなのですが、
大好きな野球をする時だって、
三振すれば自分に腹正しさを覚えますし、

「次は打ってやる!」と思って、
歯を食いしばって練習する時だってあります。

 

大人の階段へと登る通過点である受験も、
「通いたい学校に合格するため」
という確固たる目標があるからで、
「我慢すれば成績が上がる」のではないのです。

 

問題が解ければいいので、
我慢することは、二の次、三の次、なのです。



「受験まであと1週間しかない。
あれもこれも覚えなければいけない」
というのも、

「この学校に合格したい」
という気持ちがあれば、乗り越えられるんです。

そして、
「必ず合格できる」
という確信が行動を加速させてくれるんです。

このように「お金を稼ぐ」以外でも、
我慢することだってあるんです。

 

「今よりも上手くなりたい」
「あの学校に通いたい」

という気持ちがあれば、

我慢することや歯を食いしばることがあっても、
目標にフォーカスしていれば、
我慢していることすら忘れています。

 

本気(マジ)になるのは、我慢を超えた世界にある

 

本気になるって、
我慢を超えた先にあるんです。

「我慢しなきゃ」と
言い聞かせている時点では、
まだ本気になれていない証拠です。

だからもちろん、
「我慢すれば、上手くなれる」
というわけではないんですね。

 

我慢が上達させてくれるわけではないんです。

 

もっと言えば、
「お金を稼ぐには我慢が必要」
というわけではないんです。

潜在意識を揺さぶってみよう

 

この在り方を無視して、
「どうして働くのか?」という一番根っこの部分(本当の自分)と向き合わずに、
「ただ我慢していればいい」と自分に言い聞かせてしまえば、

「お金は苦労して稼ぐもの」
という価値観を強くしてしまいます。

 

そうなってしまえば、
お金を楽しく稼いでる人を見て、

「人生そんなに甘いもんじゃない」
と、説教するような「頭の固い人」になります。

なぜなら、頭の固い人ご本人の固定概念を、
根っこから覆されるわけですから、

潜在意識に揺さぶりが起きて、
「そんなわけない」とブレーキをかけ反発するからです。

 

そんな人があなたの目の前に現れたとするなら、
「あっ、本当は我慢せずに生きたいんだな」
と、苦労話に耳を傾けてあげると、
あなた自身にとっても気づきがあると思います。

 

二刀流も批判から始まった

 

プロ野球選手 大谷翔平選手が
二刀流で打者としても投手としても、

一流の選手になると日本ハムに入団した頃、
多くの解説者が「無理」「プロ野球をナメるな」と一刀両断しました。



2017年はWBC出場の準備期間に
怪我をしてしまい、シーズンをフルに
活動できませんでしたが、

2016年シーズンは誰もが認める
二刀流選手として日本ハムを日本一に導きました。

「二刀流で成功するわけない」
「前例がないから無理だ」

というのは、
「そんなに甘いもんじゃない」

という人たちの苦労話でマウンティングしているだけで、
本人からすれば、二刀流で成功することは
すでにロードマップが出来上がっているんです。

 

あなたも本当はこうしたいんだよね?

 

「罪悪感が稼ぐことにブレーキをかけている」
のではないのです。

「人生はそんなに甘いもんじゃない」
という声を自分で選んでしまったり、

罪悪感を抱えていた方が、
昨日と同じ今日を生きることができるからです。

 

昨日と同じ今日を生きることは、
エネルギーロスになるので、
とても楽な生き方なのです。

行動していくにあたって、
あなたを批判する人が表れたなら、
その人の潜在意識に揺さぶりが起きて、
反発しているのです。

だから、こう言ってあげるのも思いやりです。


「あなたも、本当はこうしたいんだよね?」

ライター紹介 Writer introduction

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