本当の自分に気づくことが、幸せに稼ぐ生き方への道標です。
しかし、「本当の自分が分からない」という”生きづらさ”を抱えてる人も少なくありません。
かつては、国や会社が僕たちの幸せを提供してくれてました。終身雇用制度や退職金など、定年後の生活まで保証してくれた時代もありました。
しかしながら、時代も変化しこれらの言葉を聞かなくなり、その理由として、国や会社が僕たちを幸せにはしてくれない時代になったからです。
これからの時代は、自分たちの幸せは、自分たちで創る時代です。国や会社に依存したままでは、いつまでも幸せな生き方はおろか、幸せに稼ぐ生き方をすることはできません。
幸せに稼ぐ生き方を実現させるにはまず、自分の役目(コア)に気づく必要があります。
この記事は、幸せに稼ぐ生き方を実現させるために必要な自分の役目(コア)に気づく必要性と、気づくための道標となっています。
目次
本当の自分はどこにいる?
昔と今とでは、幸せの基準が変わっています。その一つに、「働き方」が挙げられます。かつては大企業に勤めることが「幸せに稼ぐ」ことでしたが今は違います。
「幸せに稼ぐ」ことは、好きなことで収益を得ることです。しかし、多くの人が「自分には無理だ」という発想で、未来を見据えています。
その結果、漠然とした不安を抱えたままなるべく給料の良い会社で勤めることが、「幸せに稼ぐ」という基準になっています。
この基準で働くためには、自分がエネルギーの湧いてくることではなく、他人の価値観を基準で働くことでもあるのです。
自分がエネルギーの湧くことをしてると、「ワガママだ」「そんなの上手くいくわけがない」といったことを、周りから言われたりします。
時代は変わっているのです。
ワガママであることでしか、成し遂げないことだってあるのです。
それは、あなたが寝ても覚めても、「これがやりたいんだ」というエネルギーは、ワガママにならなければ気づけないのです。
「ワガママ」に対するイメージが悪いので、「ワガママになってはいけない」という思考が出来上がっても無理はありません。
しかし、ワガママになりきれてない時は、このような悩みを持ちながら生きづらさを抱えてしまいます。
自分は本当にこのままでいいのか?
自己分析をしたり、性格診断をしても、ワガママになれずにいれば、漠然とした不安は消えることはありません。「このままでいいのか?」という漠然とした不安が増大してきます。
その不安が増えていけば、「本当の自分ってどこにいるのか?」と、自分探しをしてしまいます。
本当の自分は、寝ても覚めても情熱を注げるコトで、その姿を現すのですから、自分探しをしてる間は実を言うと見つかりっこないのです。
「本当の自分ってどこにいる?」って、探せば探すほど、自分のことなのに段々分からなくなってしまい苦しくなります。
小さい頃は、親に「良い学校出て、良い会社に就職するのが幸せへの道」と教わり育ってきた人なら分かるように、
・良い学校出たら幸せ
・良い会社に就職すれば幸せ
という幸せの方程式はすでに崩壊しました。
幸せの方程式が崩壊したからこそ、一人一人の幸せを求めてさまよう人が増え、「こうやれば幸せいなれる」という答えは、どこにいっても存在しません。
では、どのように生きれば、本当の自分に気づけるのでしょう?
まずは仮面をはがしていくこと
この仮面という言葉の意味は、本当の自分を隠すためにかぶった仮面の事で、ペルソナと呼ばれています。本音を押さえ込んだり、自分を殺して生きる、という仮面をかぶっているとどうしても生きづらさを感じてしまいます。
例えば、「自分に自信が持てない」「生きがいを感じられない」という漠然な不安を抱えたまま生きている場合は、仮面をかぶって嘘の自分で居続けているため、本当の自分が隠れてしまっている状態。
そんな理由もあって、生きづらさを感じてしまっているのです。
しかし、その生きづらさの正体とは、このような姿だったのです。
SOSを見逃さない
生きづらさは、本当の自分が出すSOSのサイン。本当の自分が姿を表そうとしてるのにも関わらず、胸の奥へ押し込むのなら、相当なエネルギーが必要なのです。
だから、自分を押し殺して生きるのは、どうしても疲弊してしまう生き方なのです。
合わない環境や、波長の合わない人同士で関わっていると、どうしても自分自身を疲弊させてしまいます。
けれども、我慢する生き方よりも、本当の自分として生きるには、覚悟が必要なのです。
では、どんな覚悟が必要でしょうか?
我慢して生きるよりも、本当の自分でとして生きる
ありのままの自分として生きるという覚悟を持つ事です。覚悟というのは、一度決めたらもう引き返さないという別れの儀式です。本当の自分へと目”覚”めていくには、自分自身として”悟”っていくこと。
つまりは、覚悟なんです。
「もう自分の本音をごまかさない」「自分をなくして生きていかない」という過去への決別が、覚悟なのです。
覚醒していくには、覚悟が必要です。そして、覚醒の前には必ず浄化が待っています。なぜなら、過去の自分へ決別するのですから、自分の心の傷を癒していくことが必要です。
思い出したくもない思い出をほじくっては、自分と向き合ったり、トラウマを解消させたいのならば、そのトラウマを植え付けたのはあの人ではなく、、、
この私自身であると人生の責任はすべてこの私にあったと認識することから始まるのです。
「どんな人であれ、自分自身を傷つけることはできない」という有名な言葉がありますが、どんな感情も本音をごまかしたり、自分を押し殺しながら生きていると、人生の責任を他の誰かに渡していることになるのです。
なぜ、自分の人生なのに、誰かに責任を渡すのか?
それは、自分の人生は自分で責任を取りたくないから。
そうしていた方が楽に生きられるのです。
何者かになろうとすれば”生きづらさ”が生まれる
本当の自分が分からないから、「とりあえず」でもいい。間違っていてもいい。とにかく本当の自分を見つけにいく覚悟が必要です。本当の自分に還る物語の序章には、どうしても仮面をつけることから始まるのです。
「こんな人になりたい」「収入をいくら欲しい」「憧れたあの人に近づきたい」など、ありきたりな夢から始まってもいいのです。
自分以外の誰かになろうとすることから、本当の自分に還る物語はスタートします。
しかし、自分以外の何者かになろうとするので、どうしても生きづらさを感じながら生きてしまいます。
その過程の中で、「本音を隠さないと憧れた人には近づけない」「今を我慢しなければ、欲しい収入を得ることができない」という錯覚に陥ってしまいます。
そんな仮面をつけながら、現実の中でもがき苦しみ、色んな壁にぶち当たりながら、徐々に仮面ははがれていきます。
仮面をはがしていけば、生きづらさを感じることは少なくなり、人間トラブルも少なくなり、自分に自信を持って、人生を謳歌していくことができるのです。
最初は間違っててもいい。
むしろ間違えた方が、才能が芽生える確率は高くなり、経験値が高まっていく中で、様々な能力が開発されていくのですから。
エゴをなくしていけば、本当の自分が顔を出す
エゴが強い人は、思い込みの強い人になる傾向があります。
なぜなら、相手のことを十分に気づこうとせず、自分自身の殻の中に閉じこもりながら生きてしまっているからです。自分という枠の中で、相手を判断していくので、どうしても自分勝手な解釈ばかり育ってしまいます。
これが「周りに理解されない」という現実を生み出すのです。
自分で創ったエゴの壁は、自分でしか壊すことができません。
どんなセラピーを受けたり、カウンセリングを受けても、最後は自分の人生の責任は、この私にあるという覚悟を持つまでは、ずっとエゴの強いままで、世間との隔たりを作ったままにしています。
それが孤独感につながるのですが、結局はネガティブな感情すらも自分で選んでいるからであり、「もう過去には帰らない。本当の自分に還る物語を歩むのだ」という覚悟が必要になってくるのです。
エゴをなくすには?
エゴをなくしていくには、心のベクトルを自分ではなく、相手に向けること。
例えば、「自分が欲しいものは何だろう?」ではなく、「この人が欲しいものは何だろう?」とアンテナを立ててみるのです。相手の欲しがっているものを提供すれば、当然相手の人は喜んでくれますが、一番嬉しいのは自分自身だったりします。
大事な人に何かプレゼントするような感覚と同じです。
好きなことでビジネスをしている人は、このような感覚を持って、仕事をしています。
「この人に何を与えれば、喜ぶのかな?」
「この人にはどんな言葉なら、理解してくれるのか?」
「この人が欲しがっているものは何だろう?」
というふうに、アンテナを立ててみると、解決策を提案するだけで、ビジネスとして成り立っていくわけです。
ビジネスを通じて、お金という価値交換をしていくと、相手の現実が豊かになっていき、自分にもお金が循環していく。
生きづらさを解消し、エゴをなくしていくには、お金について学んで、ビジネスを実践していくことです。
つまり、相手が欲しい価値を提供して、その対価としてお金を受け取っていくのです。その循環こそが、人を豊かにしてくれるサイクルなのです。
あなたにも十分その素質は備わっています。