ナカタケこと中野丈矢です。
「自己主張が苦手」を克服したいあなたは、エネルギーを上げれば自分らしく稼ぐことができます。
自己主張が苦手である原因として、
- これを言ったら、人が離れてしまうのでは?
- 指摘すれば、相手を怒らせてしまうのでは?
- 自分の考えがいつも「正しい」とは限らない
といった事から、
- 自分がこれを言えば、人からバカにされるのでは?
- 自分が言っても、どうせ相手には伝わらない
といったことなどが原因として挙げられます。
自己主張が苦手でも、エネルギーを上げれば幸せに稼ぐ事はできますし、そもそもとして誰かに影響を与えずに生きて行くことはできません。
この記事では、僕がこれまで約5000名以上、フリーランス〜売上数千億円規模の企業へ向けて、メンタルコーチ、WEBマーケティングのコンサルティングとして活動する中で培ったエッセンスの中から、自己主張が苦手な人ほど、エネルギーを上げれば上手くいくというテーマでお伝えします。
自己主張が苦手な人の特徴
自己主張ができて、人とスムーズにコミュニケーションができる人を羨ましいと思いませんか?
かつては、僕自身もそう感じてました。
今でこそ、人生と事業を底上げする集客コンサルタントとして活動してますが、かつての僕は自己主張が苦手で、人とコミュニケーションを取ることに苦手意識を持ってました。
「苦手意識を克服したい・・・」
そう思いながら、NLPなどの心理学を学んでみたり、自分の才能を知ろうと人の才能について研究してみたり。
また、才能とお金を結びつけるためマーケティングの勉強をしてみたり、と様々な試行錯誤をしてみました。
その試行錯誤する中で、自己主張が苦手な人には共通点があったのです。
その一つとして、感じる力がズバ抜けているという特徴があったのです。
感じる力がズバ抜けている人
自己主張が苦手な人の特徴の一つとして、感じる力がズバ抜けている、という特徴があります。
チームで仕事の打ち合わせを進めていく中で、「自分だけ主張できてない」と焦ってしまいます。
それは、チームメンバーのエネルギーを汲み取っていて、「あの人は、こう考えてるんだ」「この方は、こう感じてるんだな」と自分の中で感じられているのです。
周りのエネルギーを感じてる間に、自分の気持ちを汲み取れず、「自分は何を主張したかったのか?」と、忘れてしまいます。
「自分は何をやってるんだろう」と思ってしまいますが、自己主張が苦手な人がその場にいるだけで議論が活発になることもあるのです。
また、人は言葉だけでなくだけでなく、その人の表情からもエネルギーを汲み取ってるので、周りの人のエネルギーを感じてる表情を見て、「この人は自分の主張を受け入れてくれてるんだ」と思っています。
自己主張の強い人は、自分の主張を受け入れてくれる人がいてはじめて自分の強みを発揮できるのです。
感じる力がズバ抜けている人は、このように縁の下の力持ちとして役割を持っているのです。
他人を喜ばせるのが好き
また自己主張が苦手な人は、他人を喜ばせるのが好きなタイプでもあります。
人をとにかく喜ばせるのが好きでたまらないのがメリットとしてあります。
しかし、デメリットとして、自分の喜びを無視したり、抑え込んでしまうクセがあり、相手の顔色を過剰に意識してしまいます。
「これを言ったら、この人は離れるのではないか?」と思う事もしばしば。
なぜなら、感じる力が強いので、相手が気づけてない改善点に着目できるからです。
他人を喜ばせるのが好きな反面、相手の弱点を指摘することに苦手意識を持ってしまいがち。
この苦手意識を持っていると、「自分は自己主張が苦手である」と思い込んでしまいます。
もしも、相手の改善点に気づいた時、ワンクッション置いて指摘すると良いです。
例えば、行動力があってもミスの多い人へは、
「あなたは行動力があって、頼もしい存在だわ。一つ私から見ててここがもったいないと思うところがあるの。言っても良い?それはね、少し周りを見渡してみて。その抜群の行動力に加えて視野の広さが加われば鬼に金棒だわ」
こう言ってあげるだけで、自己主張の強い人は、ますます実力を発揮するでしょう。
感じる力の強い人は、相手の改善点や「ここがもったいない」「こうすればもっと良くなるのに」といった着眼点も兼ね備えています。
この強みを活かしていけば、幸せに稼ぐ事ができます。
厳しい家庭で育てられた
「自分がこれを言ったらバカにされるのでは?」
「自分が言っても、どうせ伝わらない」
もしも、このように感じることがあれば、厳しい家庭で育てられたかもしれませんね。
だからこそ、「これを言ったら相手を怒らせてしまうのでは?」と躊躇してしまうもの。
ですが、少し勇気を出して主張してみれば、相手はすんなりと聞き入れてくれるものです。
「相手はこれを受け入れてくれるのか?」というのは、もしかすると相手を器量の狭い人間であると思い込んでしまってる自分が原因である場合もあるのです。
自己主張が苦手な人の「エネルギーを上げる」とは?
エネルギーとは可能性そのものです。
つまり、エネルギーを上げるとは、可能性を最大化させることです。
自己主張が苦手な人の「可能性を最大化させる」とは、見方を変えるとこう考える事もできませんか?
自己主張する必要がない人もいる
自己主張が苦手だったり、自分の想いを主張するのをできない人は、自己主張をする必要のない人であると言えます。
自己主張の強い人は、その主張を受け入れてくれる人がいて、はじめて自己主張できるのです。
ですから、こう言えるかと思うのです。
それは、自己主張の強い人をサポートする役割を担っているということ。
僕はこのタイプの人を女神タイプと呼んでいます。
女神タイプの人は、自己主張が苦手ですが、自己主張が強い人(英雄タイプ)をサポートしたり、英雄タイプが本来辿るべき道へ正す役割も持っています。
自己主張するとエネルギーが下がることも
先日、自己主張が苦手な人(女神タイプ)がコンサルティングを受けて頂いた時の話ですが、そのクライアントの話を詳しく聞いてみると、過去にこのようなアドバイスをもらっていることに気づいたのです。
「自分は自分で認めよう」 「自分軸を持とう」
といったアドバイスです。他にもあるようですが、代表例がこのような感じのものです。
「自分を主張しなくては・・・・」と意識すればするほど、女神タイプは空回りしてる自分に気がつきます。
そうなると、どうしても「自分は、自分は」となって、周りが見えなくなり、本当の自分が誰かのか分からなくなります。
本当の自分が分からなくなれば、視野が狭くなりがち。エネルギーも下がっているのです。
なら、どうすればいいのか?というと、エネルギーを上げればいいのが結論です。
自己主張が苦手な人の幸せに稼ぐ生き方とは?
では、自己主張が苦手な人の幸せに稼ぐ生き方について述べていきたいと思います。
女神タイプは、与えたことが間接的に還ってきます。
一方の自己主張の強い英雄タイプは与えたことを直接的に受け取ります。
では、いったいどのようにすれば、女神タイプがエネルギーを上げて、現実を上手くいくようになるのでしょう?
そして、この場合の「エネルギーを上げる」というのは、どういう事なのでしょうか?
現実に滞りを感じるパターン
世の中の多くの成功法則では、「行動がすべて」というのが鉄則とされてます。
しかし、自己主張が苦手な人が、「動こう、動こう」とすればどうなるでしょう??
先に述べたように、視野が狭くなりエネルギーが下がってしまいます。
エネルギーが下がれば、本当の自分からどんどんかけ離れていき、自己否定に陥ったり、「自分が主張しても、どうせ伝わらない」と感じます。
そうなれば当然、現実に滞りが生じてしまいます。
その滞りが長引けば長引くほど、自己否定へとその人を陥らせてしまうのです。
また、やりたいことが、なかなか見つからずにいれば尚更です。
それだけでなく、自己主張の苦手な人は、そもそもやりたいことがハッキリとせずにいます。
そのため、セミナーに参加しても、周りの勢いのある人に圧倒されてしまい、余計に自己否定に陥ってしまいます。
「自分はいったい何をやってるんだろう・・・」
しかし、エネルギーを上げることを意識すれば、このような課題は改善されていくのです。
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好きなことより、好きな人と一緒にいる
自己主張の苦手な人は、やりたいことが見つからなくても成功します。
それはなぜだと思いますか?
「この人!」と思える人が一人でもいれば、その人が成功するのをサポートすることができるからです。
このサポートする役割を担ってる人は、自己主張が苦手だったり、やりたいことがなかなか見つからない傾向があります。
しかし、自己主張しなくても、やりたいことが見つからなくても良いのです。
なぜなら、自己主張が得意な人をサポートできる才能が備わっているからです。
野球でも4番バッターがいれば、2番バッターや8番バッターが必要です。
サッカーでもトップ下がいれば、ボランチやサイドバックも必要です。
全員が4番バッターのチームは打順として機能せず、勝てないチームになります。
サッカーでも全員がトップ下の選手を集めてしまえば、想像するだけで守備力が弱くなり、チームとして機能しません。
また、歌手のライブでも、歌を歌う人がいれば、裏方さんやマネージャーも必要です。
チームとして勝ったり、大きく影響力を増していくのなら、優秀な脇役の存在がなければ機能しません。
脇役が得意な人は、最初からやりたいことや、届けたい思いは見つかりません。
その代わりに、「勝たせたい人がいる」と思ったら、その人を徹底的にサポートできる才能を持ってます。
世の中を間接的に動かせる
自己主張の苦手な人は、このような才能を持っているのですが、性格が控えめな傾向にあるため、どうしても自分の頑張りを認めてもらえないような感情に陥ります。
そのせいもあって、自己主張のできる人に頑張りを認めてもらえない時は、強烈な自己否定に陥ります。
自己否定に陥ったら、「自分なんて・・・」「あの人だけセコイ!」といった感情を持つようになります。
そのエネルギーは、自分に向けられるのか?それとも相手に向けられるのか?
自己主張の苦手な人は、自分にエネルギーを向けるため、どうしても自己否定してしまいます。
自己主張のできる人は、立場的に優位に立っていますが、そんな時こそ「統合」する必要があります。
この場合の「統合」というのは、立場を同じにすること。
つまり、自分の自己価値を高めるためにも、自分の頑張りを認めてもらうために、自分の内面をシェアしなければなりません。
自分の内面をシェアすることで、現実は必ず変化してきます。
「君の頑張りはいつも助かるよ」 「感謝を言葉にしなかった私が悪い」
といった現実が還ってきます。
自己主張の苦手な人が統合し、エネルギーを上げて現実に変化を起こすには、「自分はこんなに頑張っている」と相手に伝えることなのです。
この行動を積み重ねていくことで、自分の頑張りも認めてもらえるようになり、相手と対等になることができます。
それだけでなく、「自分は直接に認められる存在ではない」「サポートしてる人を通じて、自分も認められているのだ」と、エネルギーを受け取る領域を広げていくことでエネルギーを上げることができます。
自分の頑張りが直接な形として還ってくることはなくても、サポートしてる人が成長していく姿を一番近くで見ることができる。
そんなエネルギー循環こそが、自己主張の苦手な人が成長していくルーティーンなのです。
私という存在がどのように生きれば、周りの人がより豊かに生きるのだろうか?
この問いかけこそが、女神からマスターへと駆け上がり、精神的自由人・経済的自由人になることができるのです。
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