コーチングが怪しいと言われる3つの理由と効果のあるコーチングについて
コーチングのスキルを身に付けたものの、「コーチングって怪しい」と周りに言われてしまい、自分が今、やっていることに対して否定された気持ちになってませんか?
コーチングを通して、社会貢献をしようと自己投資してスクールに通って、コーチングのスキルを身につけても、周りから「大丈夫??」と心配されてしまったり・・・。
いざコーチングをやろうと受けてくれる人を探しても、「うさんくさい」と言われて断られてしまったり、と「本当にコーチングって必要なのか?」って疑ってしまったり・・・。
コーチングは立派な職業です。
しかし、コーチングに対して偏見を持った方もいらっしゃるのも事実です。
この記事では、「コーチングは怪しい」「コーチングはうさんくさい」と言われてしまい、「コーチングを届ける相手が分からなくなった」「コーチとしての立ち位置が分からなくなった」という方への記事です。
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コーチングが怪しいと言われる3つの理由
僕は、教育者(指導的役割を持つ方)に向けて、マーケティングやをもっと有効活用してもらうべくコンサルティングをさせて頂いてます。また、事業のさらなるアップデートをしてもらうためのコンサルティングもさせて頂いてます。
プロコーチも教育者です。
教育者であるプロコーチが、「コーチングって怪しい」と言われてしまう時代も、僕としては「どうなんだろう?」と首をひねってしまいます。
しかし、コーチングが日本に導入されて間もないことから、「コーチング」という言葉が一人歩きしているのも事実です。
コーチングに明確な定義がない
「コーチングが怪しい」と言われているのも、いくつか理由があります。その一つとして、「プロコーチ」と名乗るだけで、コーチングができてしまうからです。
プロコーチと名乗ってる人はたくさんいます。
何十万もの自己投資をしてスクールに通い、プロコーチとして資格を取って活動してる方がほとんどです。
しかし、資格といっても公的に認可されたものではないので、「怪しい」「うさんくさい」と言う人がいるようです。
スクールを修了すれば、「コーチングやってます」と言えるので、実績がゼロでもコーチとして活動はできます。
実績の浅い人のコーチングを受け、「あまり効果がなかった」と言われてるのも事実。
ですので、弁護士や税理士などの国家資格に合格したわけではないので、こういった理由から信頼できる職業ではない、と言われてるのも事実です。
コーチングは中身が見えないサービス
コーチングもそうですが、セラピスト、コンサルタントといった教育者として仕事をしてる人は、「怪しい」「うさんくさい」と言われてしまう理由がもう一つあります。それは、「サービスの中身が見えにくい」ということ。
教育者の役割は、物を売ることではないので、何を商売にしてるのかが外から見ると分かりにくいのが、「怪しい」「うさんくさい」と言われている理由の一つです。
また、クライアントのプライバシーを守るため、セッションの中身を公開することはありません。
僕自身も、クライアントのビジネスモデルを公開することはありません。
形のないサービスを「無形サービス」と呼ばれますが、物が溢れてしまった時代には、この無形サービスのニーズが高まっていることも事実です。
消費者も、「どれを選べばいいのか分からない」といった背景もあり、ネットで情報を調べれば、自分にふさわしい商品と出会えるようになっています。
この「ネットで調べる」というのも、無形サービスの一つです。
経験の浅いコーチがほとんど
コーチングが「怪しい」と言われるのは、経験の浅いコーチがほとんどであるのも理由です。経験の浅いコーチは、コーチングをやる際の指針は、スクールで習ったことや、本で学んだことだけになります。
実践を多くこなすことは、サービスの質を高めてくれるのは言うまでもありませんが、経験の浅いコーチが担当になって、ズレた対応になることもしばしば。
コーチングは、相手に対する的確な対応をすることで、心と現実を一致させ自己実現に向けて一緒に走ることも仕事の一つです。
ですが、マニュアル通りにいかないことがほとんどなので、実践を通して学んでいくのがプロコーチに与えられた課題でもあります。
新入社員は仕事で何かあればすぐに上司に相談できますが、プロコーチをフリーランスとしてやることがほとんどなので、コーチングのスキルについてすぐに相談できる環境にいないのも事実です。
また、対話を通じてクライアント自身にある答えを拾い上げ、実行・行動に移す手伝いがプロコーチの仕事なので、経験の浅いコーチはどうしてもクライアントが持つ答えに気づけない事も出てきます。
コーチングが効果があると言う人もいる事実
コーチングが「怪しい」と言う人がいる一方で、コーチングを「効果性の高いサービス」と言う人もいます。
「効果性が高い」と言う人は、すでにある程度の自分の本音に気づいていて、「これからどうしていくか?」をコーチングを通して、新しい答えを引き出してもらうために活用しています。
自分の中にある答えを引き出してもらい、枠外にある答えと出会うために、コーチングを活用しますが、新しい答えと出会っても、実行力・行動力がなければ、せっかくコーチングを受けても効果がありません。
「すっきりした!」「癒された!」というのはコーチングの役割ではありません。
まだ経験の浅いうちは、実行力・行動力のあるクライアントで経験を積んでいくのも、コーチングのスキルを磨くのも手です。
コーチングについて偏見を持つ人を相手にセッションするよりかは、コーチングについて正しい認識を持ち、その効果を自分で決められる人を相手にセッションをした方が、エネルギー循環もスムーズになります。
コーチングを再定義しよう
「コーチング」という概念は部分的処置を意味しています。部分的処置を、「医学」で置き換えるなら、西洋医学。西洋医学は、部分的処置することで、「その時」は改善されますが、手術方法も、あくまでも部分。
根本原因までは辿りつけません。
僕は、「コーチング」ではなく、「メンタリング」を使ってコンサルティングを行っています。
可能性を最大化させるには、部分的処置ではなく、根本的な原因から改善しなければならず、人生全般を通して、クライアントの人生と事業との両輪の底上げを図っています。
クライアントと長期的な関わりを通じて、あの手この手を使いながら、徹底支援することで、クライアントの人生と事業との両輪の底上げしていくことに喜びを感じています^^
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