「内向的な人」と「外交的な人」の思考と性格の違いについて

「内向的な人」と「外交的な人」の思考と性格の違いについて

ナカタケこと中野丈矢です^^

人間のタイプには大まかに分けると、「内向的な人」と「外交的な人」とに分かれます。

一つは、外向きのエネルギーの人。
もう一つは、内向きのエネルギーの人。

これらは、
外向型人間、内向型人間とも言われますが、
エネルギーはどっちに向いてる?という観点から見れば、

外向的な人は、外に向かってエネルギーが循環している人。
内向的な人は、内に向かってエネルギーが循環している人。

では、これら相反する二つのエネルギーの人が、
共生共存へと向かっていくには、どのようにすれば良いのか?

そして、世の中のバランスを保つには、両方の気質タイプが必要なのだという内容を、記事にまとめました。

 

自分のエネルギー特性を知って活かすには?

人によってエネルギーは違います。

違うと言っても、エネルギーが高い低いとかの話ではなく、エネルギーの特性や強みは、一人一人違う、ということなんです。

「同じ顔の人」がいないのと同じで、「同じエネルギー」というのはいません。

そんな一人一人違うエネルギーを見ていくと、エネルギーには、大きく分けて二つあることに気がついたのです。


それは、エネルギー循環が外に向いてるのか?それとも、内に向いているのか?ということ。

1日中しゃべってても平気な人と、人と会うだけでも疲れてしまう人との両極のタイプがいて、「はて?」と思ったのがきっかけです。

そこで感じたのが、「エネルギー循環は一人一人違うんだな」ってことに気づいたのです。


エネルギー高い低いはない?

エネルギーの高い人=ずっと喋ってる

というのは、大きな勘違い。

ずっと机に座ってパソコン叩いてる人も、それも何日もぶっ続けでできる人や、本をまるごと一冊一気読みを続けて何冊もできる人も、エネルギーの高い人と呼べるのでは?と思ってました。

なので、エネルギーの高い人とは、自分の特性を知って活かせてる人では?とふと気づいたのです。


学校が終わってダッシュで家に帰る人と、ランドセルを持ったまま公園で走り回る人。

違いは一つ。

外部からの刺激に対する容量の違いでした。

「人と会わなくても平気」な人、そして、「1日中、部屋にいても平気」な人は、

・学校が終わると家に帰る人
・大人しい人と付き合うことが多い
(中にはジャイアン気質と組むことも)


という傾向があるようです。

対する「ランドセル持ったまま公園で走り回る人」は、

・人と会わないとエネルギー不足になる
・1日中、部屋にいると気がおかしくなる

という傾向の人でした。


「これを知って何になるのか?」というと、
この2つのタイプには、「エネルギーの求め方に違いがある」ということなのです。

エネルギーの求め方に違いがある?

どっちが優れているのか?というのではなく、そこに「違いがある」だけなのです。

これまでは、個人主義、つまり、外向きのエネルギーの人が、評価されやすい時代でした。

けれども、見に見える分かりやすい判断基準で人を評価し、組織が廻らなくなってきた象徴がバブル崩壊です。

確かに、ルールに縛り付けることで、平均化させた集団を作ることはできます。

この平均化で成功した高度経済成長期ですが、これはもう、昭和の古き良き文化です。

文化というより、もはや化石です。

むかしは「違い」を除外することで、平均化させて集団を作り、組織力で勝つことができました。

しかし、その反面、人の持つ特性は失われていきました。

確かに、分かりやすい評価基準を主流とした、外向きのエネルギーは必要です。

しかし、の内向きのエネルギーの人の能力を無視していては、「そりゃ、組織が廻りっこないぜ!」と、僕は思います。

違いを価値にせよ


エネルギーに違いがあるように、人の特性や能力に違いがあります。

「互いの違い」を「間違い」とすることで、争いや組織の疲弊が生まれるのを、僕はこれまで何度も見てきました。

違いを知り、理解して、共生共存することで、お互いのエネルギーを掛け算することができます。

このエネルギーの掛け算をするには、まずは感じる力を取り戻すこと。

そのためにも、相手を知ることから始まるのでは?と思います。

内向的な人と外交的な人の思考の違いについて

人と会わなくても平気な、内向きのエネルギーを持つ人は、一人で過ごすことで、自分の中からインスピレーションが湧き出てきます。

作家にはエネルギーが内向きな人に多く、自分の中から湧き出てくる世界観を言葉にできる強みを持っています。

一人でじっと考え、腰を据えて長時間その場所にいるのが得意な人は、エネルギーが内向きな人である可能性は高いです。


外部からの刺激をより少なくすることで、
自分自身とのつながりを大事にすることができます^^

 

自分自身とのつながりを大事にするので、人とのつながりが、どうしても刺激が多すぎてしまう傾向があるのは、どうしても致し方のないこと。

「人見知り」なのも、はじめて会う人を、「この人は刺激の少ない人なのか?」といったことを判断するのに、時間をかける傾向があることに、ある時気がつきました。


で、刺激が多過ぎてしまうと、どうなるのか?というと、
エネルギーが「これ以上無理」とキャパオーバーになり、どんどん疲弊していきます。


誤解されがちな人

人好きだけど、「人と会うと疲れる」という人は、自分とのつながりを大事にします。

側からすれば「無関心」「無感動」といった風に見られますが、エネルギーが外ではなく、内に向かっているので、表情や態度で表すことよりも、自分の中で完結しているのです。

表向きには、「つまらない人」と思われがちですが、

「酒が入ると面白い人」
「いじると面白いやつ」
「しゃべりのパスを出すとそれなりの返事をくれる」

といったことも、内向きのエネルギーを持った人の特性です。

「実は面白い奴」といった、「ギャップ」も内向的な人の魅力とも言えます。


どうしても他人とのつながりを、持とうとすれば、
「エネルギーが足りなくなる」のは仕方のないこと。

僕はどちらかというと、エネルギーが外向きの人間なので、「内向的な人はリーダーになれない」という印象をむかしは持っていましたが、それは大きな誤解でした。

内向的な人の思考を知るたびに、人好きだけれども、かなりの葛藤を持っていることに気がついたのです。

疲弊はエネルギーの使い方を間違えているから


それは、人と会うことに膨大なエネルギーを費やしていて、つまり「自分を保つ」という働きだけでもいっぱいいっぱいなのに、長時間コミュニケーションしていくには、どうしてもキャパオーバーが生じてしまうのです。

「人混みが疲れる」のも、外部の刺激から自分を保つことに、膨大なエネルギーを使ってしまうからです。


外部ではなく、
自分とのつながりによって、エネルギーを感じるだけで、彼らには、「ちょうどいい」「心地いい」のです。


自分の役割を知って活かす


僕みたいなエネルギーが外向きの人は、
人と話したり、外部からの刺激によって、インスピレーションを得ることができるタイプです。



だから、エネルギー外向きの人が、
内向きの人と同じような生活をすれば、当然、エネルギーも下がってきます。


無口な明石家さんまなんて、絶対につまらない。。。。


引きこもりの孫悟空なんて、絶対に想像できない。。。

自分とつながりは大事ですが、「しゃべってなんぼ」の人が、外部よりも自分とのつながりを求めた瞬間、エネルギーにイレギュラーが生じてしまい、現実は「そっちじゃない」とサインをくれます。

「オレ、そろそろキムタク路線でいくわ!」と、さんまさんが言いだした途端、「なんか違うな」と視聴者は思い始めます。



また、「オラ、修行やめて悟飯みたいに学者目指す!」と言いだした途端、この物語は終焉へと向かいます。



絶対に長続きしません。

キムタク路線も、学者への道も。

お金がなくなってきたり、人間関係が上手くいかなかったり、仕事が途絶えてしまったり、と色んな「そっちじゃない」のサインが来るようにできています。

「こんなさんまさん見たくない」「おもしろくない」とネットで書き込みされたり、「最近のドラゴンボールつまらない」「悟空は戦ってなんぼ」「戦闘シーンが見たい」と視聴者からの問い合わせがきたり、視聴率が下がってきたり、とイレギュラーが生じます。

お金の流れを良くするには?

外向き・内向きの二つは、エネルギーの求め方が違うだけ。

どっちがいいとか悪いとかでなく、強みを活かした生き方の方が、よっぽど自分らしいし、お金も人間関係も運もツキもより循環していくようにできていますよ、っていう話です。

すべてはエネルギーなので、自分らしさを求めてしまうあまり、自分にはない特性を追い求めて、エネルギーを下げてしまうより、「生まれ持ったエネルギーを活かして、どのように豊かさを体現していくのか?」にフォーカスを当ててみた方が、人生は実り多いものとなるのでは?と思います。

一人一人、違う強みを持って生まれたのもちゃんと意味があって、互いに欠けているものを補い合うことです。

お互いにないものを集めることで、相乗効果を生めるから、なんです。


平均的な能力よりも、
自分らしさを磨いていった方が、お金も人間関係も運もツキもうんと廻るのはそのためです。

でも、人間は「自分が当たり前に出来てしまう」ことに、「どうしてこの人は、これくらい出来ないのか?」と、ついつい口出ししてしまう傾向があります。


それも関係が近くなればなるほど、
「思いやりの心」がいき過ぎてしまい、「こうすればいいよ」と、ついつい口出してしまいます。

けれども、その人ができないことは、代わりに自分がやっていけばいいのです。


「代わりに自分がやってあげるよ~」といったことが、USPなのです。

無理くそキャッチコピーで出したのがUSPではないんです。


勝てるチームに宿るつながりとは?


プロ野球ネタで申し訳ないのですが、プロ野球でも、ホームランの打てる4番バッターばかり集めても、
強いチームはできません。

2004年の巨人の打線は、かつて史上最強打線と言われ、ホームランがガンガン出ましたが、「強かったのか?」と言えば、史上最強ではありませんでした。


ホームランは出ますが、
ソロホームランがほとんどで、1点で攻撃が終わることも多く、2点3点と続けて点を取ることが出来ない打線でした。

 

「4番を集めたら強くなる」のは大きな間違いで、似たり寄ったりな人どうしがチームになっても、勝てるチームにはならないんです。

2004年と2009年の打順ですが、2009年は日本一になっています。役割が全く違う選手がつながりを生んだ打線だからこそ、チームで勝てたのです。



 

似たり寄ったりでは、つながりが生めないのです。

違いを集めなければ、つながりは生めないのです。

つながりはどこで生まれるのか?

 

役割が違う選手が揃うことで、打順は打線となって、つながりが生まれるのです。


つながりは、違いから生まれます。


似たり寄ったりでは、つながりは生まれません。

似たり寄ったりを、かき集めることは、平均的な集団を作ることになり、「何の特性も持たない集団」となってしまいます。

 

内向きのエネルギーの人、外向きのエネルギーの人とが、違いを知って、お互いを受け入れることで、


「じゃ、これからどうしよう?」と対話を重ねることで、
自分の特性だけでなく、繁栄へと向かわせることができます。

 

エネルギーの向きについて見てきましたが、内向きの人は、ついつい周りを見て答え合わせをしようとしますが、それをやっちまうと現実にエネルギーは流れないんですね。

もともと真面目なので、ついつい「自分に足りてないところは?」と、自分のアラ探しをしてしまいます。

けれども、内向きのエネルギーの人は、アラ探しよりも「私は今、何を感じているのか?」をベースにした生き方をすれば、上手いこと進んでいきますよ^^

 


それはつまり、自分とのつながりを保つことで、エネルギーは流れていくんです。

また、外向きの人は、内向きの人のことを理解して、リーダーシップを発揮していく役割を持っているので、「お互いの違い」を「お前は間違いだ」とせず、

「お互いがより良い方向へと向かうには?」とフォーカスを当てることで、エネルギーは循環していきます。

 

ここまで見てきたように、世の中のバランスを保つためには、どうしても両方の気質タイプが必要なのです。

だからこそ、自分自身の特性を知った上で、エネルギーを正しい方向へと流していくことで、現実も望みの現実へと進んでいきます^^

ライター紹介 Writer introduction

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