仕事の価値はどこにある?完璧さよりプロセスに価値がある。
価値のある仕事がしたい。
多くの人はそう思っているはずです。本当に価値のある仕事とは、お客さんが喜んでくれたり、幸せになってくれること。必ずしも、精度の高い完成品だけが価値ある仕事ではなかったのです。
では、どんな仕事が価値ある仕事か?
そのヒントとして、「完成品よりプロセスにこそ価値がある」です。
詳しく見ていきましょう。
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完璧さよりも価値あるものとは?
この記事でシェアしていきたいのは、まずは「自分の売り出し方」について。今現在、僕は「個性で選ばれるビジネス講座」を主宰しているのですが、この講座もいよいよ終盤。自分の売り出し方についてレクチャーしているフェーズに差し掛かっています。
受講生とのコミュニケーションを毎日のように楽しんでいる日々です。どのように楽しんでいるか?
それこそ、自分の売り出し方を一緒に考えたり、共感が生まれる文章の書き方や、その人の個性が表現され選ばれる文章の書き方を一緒に考えています。
相手の可能性が拡がる瞬間に立ち会える実感は、僕の喜びでもあるのです。
完璧さよりも価値あるものとは?
ところで、「自分を売り出す」と聞いてどんなイメージを持ちますか?この自分を売り出すと聞いて、ほとんどの人は「お客さんが役に立つ発信をすれば良い」と答えてくれます。
ある人は、「自分をアピールしまくったら売れる」と答えてくれます。個性で選ばれるビジネスとしては、「どちらも惜しい!」というのが本音。では、どんなスパイスを加えれば良いのか?
その突破口として、『完成品ではなく、プロセスに価値がある』というスパイスを混ぜてみれば良いのです。
完成品よりプロセス
このスパイスを、僕は講座内にて混ぜていきました。
例えば、僕が実際に文章を書いてる様子を動画に撮って、受講生にシェアしていったのです。
僕の内心として、「こんなん誰が見るねん?」と思いつつ撮影してのですが、ニーズがなければお蔵入りすれば良いと思いながら録画した動画をシェアしてみたのです。
つまりは、書き終えた文章(完成品)ではなく、書いている様子(プロセス)を公開してみたんですね。すると、どんな反応が返ってきたのか?
「自分には価値がない」と決める前に。
「こんなん誰が見るねん?」と自分では感じていることも、別の誰かからすれば価値のあるコンテンツとなりうること。
例えば、家族5人分の晩ご飯をわずか15分で作れる人が、料理してる動画をどう頑張っても30分以上はかかってしまい挙げ句の果てに「まずい」「味が薄い」などと子供に言われ、食後すぐにポテトチップスを食べられる主婦へ届けるとどうなるのか?(母曰く、僕はそんな少年だったようです)
めちゃくちゃ喜ばれますよね。
「味がプロレベルじゃないから、料理している動画には何の価値もない」と思い込んでいると、喜んでくれるはずの価値を、ずっと届けられないのです。
完成品”だけ”を出すのはもったいない!
完成品に価値があるならば、プロレベルの味を毎晩のように出来てしまうスキルは必要です。ですが、『完成品よりもプロセスに価値がある』ので、美味しい料理よりも、料理している様子の方が価値があるのです。とは言うものの、本人からすれば「誰が見るねん」と思えてしまうほど、呼吸レベルでできてしまうこと。けれども、繰り返しにはなりますが「完成品よりもプロセスに価値がある」わけですから、選ばれるにはプロレベルの味よりも、料理しているプロセスを見せていけば良いんですね。
講座はもちろん、個人コンサルでは、受講生に「これでいいんだ!」と可能性をさらに感じてくれるよう設計しているんですが、その人の中にある可能性を感じてもらうには、学校で教えるスタイルのように一方通行的なやり取りでは不十分なんです。
自分を売り出すプロセス
多くのセミナーや講座では、講師がうまくいった方法論やテンプレートに生徒をハメ込んでいくスタイルがほとんどですが、「自分を売り出す」そして、「個性で選ばれる」という視点から見ていくとどうも不十分なんです。もちろん、メリットはありますよ。ですが、『個性で選ばれる』という可能性には、「自分を型にハメていく」というプロセスではありません。その人ならではの「売り出し方」があるので、講座や個人コンサル、来週からスタートするグルコンでは、それらをメンタリングで抽出させていくアプローチ。
自分の売り出し方なんて、自分一人ではなかなか気づけないもの。僕も例外ではなく、受講生との関わりによって、どのコンテンツが必要であるのかが分かってくるからです。