創造的破壊を繰り返す時代。

創造的破壊を繰り返す時代。
ナカタケこと中野丈矢です。

経済が発展し時代の先行きが明るい時代と、先行きが不透明で不安定な時代とで価値観がガラリと変わります。

なぜなら、時代も創造的破壊を繰り返し、「安定した時代」と「不安定な時代」とを交互に繰り返すのです。

では、安定した時代と不安定な時代とでどのように価値観が異なるのか?

そして、不安定な時代にどのような見通しを立てられるのか?

結論から言えば、リーダーが輩出されやすい時代とも言えるのですが、詳細はこの記事で述べていきたいと思います。

時代を先読みしよう

幸せに稼ぐには、時代を先読みすることも必要であることを↓コチラの記事↓でお伝えしました。

時代の変化に合わせていこう〜2020年は継承と継続〜


今回の記事も、時代を先読みしよう!シリーズと題して、「時代は創造と破壊を繰り返す」というテーマでお届けしたいと思います。

時代も創造と破壊を繰り返す!?

創造と破壊。

こう聞いてあなたは、何を連想しますか?
  • 創造と破壊・・・と聞いただけでも壮大すぎていまいちピンと来ない。
  • 創造(クリエーション)と破壊(デストラクション)なので、「つくってはこわす」というイメージ。
といったように、本当に様々だと思います。

ですが、テーマとして「時代は創造と破壊を繰り返す」としてるので、その理由を今から解説していきますね。

劣化コピーにはなるな

事業でビジネスモデルのプランニングや、会社の方向性を定める時には時代の先読みが必要です。

なぜなら、人がすでにやってることを、「流行ってるから」という理由だけで「自分もやってみよっと」と安易に参入することは、自分自ら劣化コピーになることです。

誰かの真似や似たようなビジネスにエネルギーを注ぐことは、自分から劣化コピーになってしまいます。つまり、他の人と同じサービスを提供することになり、選ばれる要素として「価格を下げる」ことでしかお客さん側にとって選択肢がなくなってしまうのです。

携帯電話業界のように・・・・。

劣化コピーではなく、誰にも真似できないあなたにだけできる価値を見つけない限り、長続きして上手くいきません。

これでは、幸せに稼ぐ生き方から離れてしまうのです。

では、どうすれば幸せに稼ぐ生き方へシフトできるのか?

先述のように、時代を先読みする必要があるわけです。

老舗企業はなぜ、何百年も続いてしまうのか?

時代の先読みによって、何百年もの歳月を経てもなおお客さんに愛され続けられる企業があります。

それは老舗企業と言われる企業様です。

どうして老舗企業は今でも残ってるのか?

それは、先述の通りに時代を先読みしていたからに他ならないのです。

老舗企業にも生まれやすい時期がある

大丸や武田薬品、エスエス製薬など・・・・

これらは江戸中期に創業された老舗企業です。

今現在も事業展開するような老舗企業が、生まれるタイミングが必ずあったのです。

2年ほど前、僕が個人だけでなく会社経営についてもコンサル活動するにあたり、「100年経営」という テーマで様々な文献を読み漁ってました。

そこで気づいたことがあります。

それは、老舗企業は不安定な世の中でこそ生まれている・・・ということ。

不安定な世の中・・・

僕が直観で感じたことなので、証拠集めに会社ごとの創業期について調べていきました。
(直観が先、論理・証拠は後からついてくる)

すると、老舗企業とはやはり不安定な世の中でこそ、生まれていることに気がついたのです。

・大和証券

・キリンビール

・サントリー

・三井物産

などは、明治維新頃に創業されました。

薬用養命酒で有名な、養命酒製造は安土桃山時代に創業です。

色々と調べていくうちに、さらにこん なことに気がついたのです。

それが、この図。



この図は、創造と破壊が繰り返すことを、時代ごとにまとめたものです。

文化の時代が訪れるタイミング

いかがでしょう?

世の中が、安定してる時代と、不安定な時代とが繰り返し起きていることが、お分かり頂けると思います。

時代を「安定」「不安定」と、大きく二つに分けましたが、時代が安定していると、文化が発展します。

例えば、元号である令和の発想元でもある、万葉集は平安の世に生まれました。

大正デモクラシーや、バブル時代も時代が安定してるタイミングで生まれて います。
対する、不安定な時期に何が起きてるのか?というと、戦が起きてるのです。

安土桃山時代は、戦国時代真っ只中でしたね。

明治維新が起きた頃は、日露戦争が起きたり、昭和は世界大戦が起きました。

そして、現在も不安定な時代で、貿易戦争が起きています。

時代が新しいリーダーを必要としている

老舗企業が生まれやすいのは、不安定な時代にこそ生まれやすい、と先に述べましたが、これは「時代が不安定だからこそ、新しいリーダーを時代が求めている」ということなんです。

ずっと安定なんてないし、ずっと不安定もない。

あるのは、安定と不安定を繰り返すこと。

第 二次世界大戦が終わり、日本では時代や業界を引っ張るリーダーがたくさん輩出されました。

松下幸之助、本田宗一郎、長嶋茂雄、吉田茂、etc….

日本が焼け野原になり、立ち上がろうとする国民を勇気付けるリーダーでもあった彼らも、まさに戦争を体験しているのです。

つまり、不安定な時代を経験し、不透明な時代でこそ、時代や業界を牽引していったリーダーでもあるのです。

さらに、老舗企業はこの不安定な時代だからこそ、日本や業界を引っ張るリーダーたちによって、今もなお残りうる日本企業として事業を続けているのです。

ずっと安定した世の中が続くのでなく、ましてや不安定な状況がずっと続くわけでもありません。

時代は創造と破壊を繰り返すのです。

令和の時代は、不安定から抜け出せるのか?このまま不透明な時代が続くのか?

気になるところですね^^

今回の記事は、時代は創造と破壊を繰り返す・・・というテーマでした。

あなたの幸せに稼ぐ生き方が続くように、人生と事業を底上げできたならば幸いです!^^

今回はここまで。

最後までありがとう、ナカタケ。

ライター紹介 Writer introduction

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