自己啓発は意味ない?自己啓発を学ぶ必要性について
世の中にはたくさんのビジネス書があり、読めば読むほど成功に近づくと思ってしまいます。
そんな思いとは裏腹に、巷では「自己啓発は役に立たない」「自己啓発本は読むな」など、反対意見と巡り会うことも。
では、こういった自己啓発本やビジネス書を読むことは意味がないなのでしょうか?
もしも自己啓発本やビジネス書が役にたつならば、どんな読み方をすれば[「自己啓発を正しく活かすことができるのでしょうか??
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ノウハウは本当に役に立たないのか?
僕自身も学生時代から本をたくさん読んできて、D・カーネギーやコトラーなどのいわゆる古典的なものを好んで読んでいました。
「社会人になったらきっと役にたつ!」
と思いながら読んでいたんですが、、、、
いざ社会人になってみれば、得た知識や先人たちの知恵は、まったくと言っていいほど、役に立たなかったのです・・・・・。
「役に立たなかった」というよりもむしろ、先人たちの知恵を活かせる環境ではなかったと今では思うのです。
僕は今は独立起業しているのですが、数年間ほど会社員生活をしていました。
「先人たちの知恵を活かすぞ!」と意気込んでましたが、いざ会社に入ってみると先人たちの知恵なんていうものを活かす場面はまったくと言っていいほどなく、「世の中は甘くないな」と絶望した記憶があります。
しかし、ある時に学生時代に読みふけっていた本を開けてみると、そこには「念じれば叶う」と書かれていたのです。
同じ内容を伝えても変わる人と変わらない人とがいた
それから僕は会社員から独立起業してコンサルティング活動をしていますが、やっぱり色んな方とお会いしていくうちに、得たノウハウを活かせる人と活かせない人とがいることに気がついたのです。
本当に不思議でした。
活かす、活かさない、というよりも、やるか、やらないか、ということです。
やらない人を見ていて、「その人にとって最善な選択をしているんだな」と見守っていたんですが、その経験が僕の探究心に火をつけたのです。
では、やる人と、やらない人との違いを見ていきましょう。
「私はインストールが甘いのか?」と疑う
こと。やる人は自分自らの力で考え、感じ行動していきます。
僕は質問や疑問点など24時間365日間受け付けてますが、やはり質問してくる内容や質問量を見ればその人の在り方が分かってしまいます。
やる人は「他の考え方はないのか?」と、自分の可能性を開拓しているように思えます。
また、情報収取にも熱心で色んな方のブログを読んだり、本もしっかりと読んでいます。
やる人は行動していくうちに世界が広がります。
世界の広さを知っていくうちに、「まだまだ私は甘い・・・・。」という言葉をこぼすコトもしばしば。
しかし、やらない人というのは、そもそも「これでいいのか?」と疑うことをあまりせず、ぼんやりとした未来へのイメージを持ち「こんな感じでいいのだろう」と、今の環境に満足しているように思えます。
わざわざリスクのあるビジネスなんかしなくたって、生活していける豊かさがあるが故に、問題意識が浅いんだと思うのです。
問題意識が浅いので、「こんな感じでいいだろう」で思考も感情もそこでストップしているんだと思うのです。
やる人というのは、思考や感情をストップすることなく、ただひたすら可能性を追い続けていると思いますね。
ノウハウを有効に活かす人も実際にいる
お金持ちと呼ばれる人ほど、本をたくさん読んでいます。ビジネス書に限らず、小説や趣味の本などあらゆるジャンルに興味を持ってます。
幅広い見聞を持つコトが、お金を引き寄せることは言うまでもありませんが、先ほども述べたように思考や感情をストップさせることは現状維持することになります。
そうではなく、どんどん殻を打ち破っていけばいい。
時として変化が怖い時もありますが、変化する時には必ず恐れの感情が湧き上がってきます。
書いた人と同じ思考を持てばいい
「ビジネス書は役に立たない」とたまに聞きますが、そんな人に限って読み方が浅いと感じてしまうのです。
書いた人と同じ思考を持つのはなかなか難しいですが、近づくことはできます。
自分の殻を破るには、自分よりも視野の広い人の思考や感情からアプローチすることも有効です。
「この人だったら、今の私の現状をどのように捉えるのだろう?」
「この方なら、どんな言葉を投げかけるんだろう?」
と、自分よりも視野の広いと感じる人の脳をお借りできるのも、ビジネス書や自己啓発本の役目です。
そこに書かれてある内容を読んで、3日経ったら忘れてしまうなど、「この人ならどう考えるだろう?」という発想を持たずして、「ビジネス書は役に立たない」なんて言うのは僕としては読み方が浅いと感じます。
まっ、この記事はすべて僕自身の体験を元に書いているのですが、読み方が浅いというのは過去の僕です。
ただ書かれているコトを読んでいるだけで、思考を借りるという発想は薄いので、読んだ内容を血肉にできるほどではありませんでした。
「あー面白かったなー」
「成功した気分になるなー」
で、思考と感情がストップしていたんです。
そんなこんなの僕自身の体験から、こんなコトが言えるのです。
方法だけ学んでも意味がない
世の中にはやり方や方法論なんてものは、ネットでググればいくらでも出てきます。
わざわざお金を払ってセミナーに行かなくても、それなりの質を持った情報はネットを使えば、いつでもどこでも簡単に。しかも無料で手に入ります。
僕はただ「さあ、情報を手に入れよう!」と、言ってるわけではありません。
もちろん、その意味も含んでいますが、方法だけを学ぼうとするのはどこかしら受け身な姿勢でいることが多いのです。
野球でも打席に立たない人もいる?
「学べば上手くいく」のはもちろんです。しかし、それだけでは足りないのです。
つまりは、「学んで実行しなければ、上手くいくかどうかも分からない」のです。
野球で例えるなら、「ホームラン打ちたい!」と言ってるのに、バッターボックスすら立たない状態なのです。
学ぶこと自体は、成功するためには必要なこと。
しかし、「学ぶ」という行為が、「実行から逃げる」になってしまうと、「成功がどんどん遠のいてしまう」のです。
行動に移す人と移さない人
やる人とやらない人。
言葉では簡単に分けられます。「やらない」という行動は、深層心理では複雑な要素として絡み合っています。
その要素はここでは割愛しますが、「やらない」という行動は究極的にはこう言えるかと思います。
「欲しいものに手を伸ばそうとしない」ということ。
僕も受け身でいた頃もありました。逆を言えば、受け身でいられるほど豊かだったのです。
受け身でも誰かが助けてくれるから生きていける・・・・。
けれど、色んな人とお会いするうちに、思考や感情がだんだんと変わっていき受け身な自分は小さくなっていきました。
で、ふと思ったんです。「いつの間に受け身な自分じゃ、なくなったのだろう?」と。人は無意識でやったことほど、なかなか思い出せません(笑)
この変化をクライアントさんに伝えようと思い、時間をかけて過去を振り返ってみました。そうすると、ある事実に気がついたんです。
習慣や考え方をシフトする
先ほど、自分の殻を破ると述べましたが、誰かの思考や感情も取り入れることでも、殻を破ることができると思うのです。
もちろん、「出来なかったことが、出来るようになった」という意味での殻を破るもあります。
けど、出来るようになったのは、すでに出来ている人の思考や感情を取り入れたから、だと気づいたのです。
僕自身の体験を通じて言えるのが、なかなか上手く行かない時って、自分の考えに固執してしまいます。すると、どんどん視野が狭くなってしまいます。
そうすると、どんどん悪循環していきます。
まさに、負けパターン。
けれども、誰かの思考や感情をインストールすることで、確実に変わっていきます。
何が変わるのか?
習慣が変わります。
習慣が変わると、当然、行動量も増えていきます。
行動量も増えると、上手くいく可能性も桁違いに増えていきます。
で、行動量が増えると何が起きるのか?
といえば、可能性が上がってるんです。
この振動数を上げるためにも、自己啓発本やビジネス書を読んで、血肉化することがとても大事だということに気がついたんです。
「ノウハウや方法論を学んでも変わらない」というのは、こういった根拠があるのです。