本当の自分が分からない時に読んで欲しい記事

本当の自分が分からない時に読んで欲しい記事
ナカタケこと中野丈矢です。

「ありのままの自分が分からないから苦しんでいる」

「本当の自分ならば、どんな選択をするんだろうか?」

混沌とした時代を生きていると、そのような考えを持っても不思議ではありません。自分のことは自分が一番分からないからです。

ただ言えることは、

他の誰かになろうとしなくて良い。
憧れてる人になろうとしなくて良い。

ということ。

なぜならば、なろうとすれば本当の自分は遠のくからです。そうではなく、今、やるべきことに全集中することがとても大切なのです。

 

本当の自分が分からない理由のほとんどは、


  • みんなに好かれないといけない
  • 目立ってはいけない
  • 人と同じでないといけない

という理由が、本当の自分を隠れさせているのです。

 

どうしてそう言えるのか?

この記事で一緒にあなたの内面にDIVEしていきましょう。

最後までどうぞ。



自分が分からないのはなぜ?

まず始めに、本当の自分が分からない理由について見ていきましょう。


「人と同じでいよう」という呪い

 

あなたは小さい頃、「お友達と同じようにできるようになろう」と言われたことはありませんか?

協調性を学ぶ上で、人と同じことをするのは正しい側面はあるでしょう。

けれど、人と同じことをすることで、「周りと一緒ならば、それが正解だ」と認識するようになるのです。その結果、「人と同じでなければいけない」というある種の固定概念を持つようになるのです。

「目立ってはいけない」と考えるのも、「人と同じでないといけない」と考えるからです。

さらに、

「目立ってはいけない=自分を主張してはいけない」

と考えてしまい、本当の自分を隠れさせてしまうのです。

本当の自分は、自分を主張することで姿を表します。

「目立ってはいけない」と考えるのではなく、人と違う意見でも大丈夫です。

人は皆、意見が違うからです。

だからこそ、「人と同じでいよう」という呪いを解放させましょう。

 

子育てで見えてくる世界

僕には1歳になる息子がいますが、子供は知識がないだけあって本当の自分で生きているのでは?と感じさせられます。
例えば、食事の時も、箸を使って食べるのが常識とされています。
さすがに箸で器用にはご飯は食べれませんが、手で何でも口に運びます。お皿に乗ってる食材から、食器まで・・・何でも手で口へ運ぼうとします。
一つ一つ、感覚を味わってるかのように。
また、育児教室に参加した時の話ですが、その時に息子をじっくりと観察していた時。その時に大切なことを気づかされたのです。
それは、手に持つものや口に入れるもの、ハイハイのスピードや目で追う対象など、他の子供とは全く違う動作をしていたのです。
そればかりか、他の子供も同じ動作などしておらず、自分の感性で体を動かしていたのです。
この経験からお伝えできるのは、僕らは大人になるにつれ、「人と同じであるのが美徳」だと思ってしまうんだと感じました。この価値観が本当の自分が分からなくさせている原因なのではないでしょうか?
 

本当の自分は人との関わりで見えてくる

本当の自分とは、主張することで姿を表すと先に述べました。

とは言うものの、「自分の主張が見つからない」と言う人も多いのではないでしょうか?

「自分の言葉で説明せよ」と言われても、まず学校では教わりません。特別な訓練をした人だけが、自分の言葉や主張を持てるのでしょうか?

僕はそう思いません。


机上だけで本当の自分は分からない

 

「人生をかけてやり遂げたいこと」は机上で思考を巡らせるだけでは出てきません。

なぜならば、やりたいことや本当の自分とは、人との関わりで見えてくるからです。

「人との関わり・・・」と言っても、人との関わりの中で生まれる葛藤や浮かんだ疑問などが、本当の自分へ近づくキーワードなのです。

「やりたいことが見つからない」と言うのも、人や世の中との摩擦によって生まれるのです。

何の葛藤や疑問もないまま、やりたいこと探しや自分探しをするよりも、特に理不尽に思えることに直面したときにこそ、本当の自分への理解が深まっていくのです。

僕のクライアントの方でも、「学校に行って、義務教育だけでは不十分」と思い起業した方や、「今のグルメサイトだけでは本当に食べたい料理やお店は知らないままだ・・・」と思い路線変更をした方など、ここに書ききれないほどのエピソードがあります。

やりたいことや本当の自分とは、机上ではなくそのような葛藤や摩擦から生まれるのではないでしょうか?

 

人との違いこそ本当の自分

人との関わりでは、「予測できない方向に向かっている」「どうして自分だけ不幸な目に合うのか?」という辛い経験をしてしまうことがあります。なるべくなら、避けてみたいものですし、傷つきたくないもの。
しかし、本当の自分に会うためには、そう言った人との関わりを避けることはできません。なぜならば、僕たちは人との関わりの中で生まれた葛藤や疑問こそが、本当の自分へと近づけてくれるからです。
そんな葛藤や疑問こそ、あなたが人と違う価値観。これは紛れもないあなたの意見であって、主張すべきエネルギーです。
例えば、「今は高齢化社会だ」と聞くと、「ふ〜ん。そうだよな」で終わらせず、「なぜ高齢化社会になったのか?」まで「なぜ?」まで落とし込むことが大切です。
落とし込んでいけば、必ず主張が見えてくるはずです。
  • 高齢化社会で生きる力を増やすにはどうすれば良いのか
  • 高齢化社会を抑えることはできないのか
  • 労働人口を増やせないか
など・・・
あらゆる角度から一つの事実を見ていけば、必ずあなたの主張があるはずです。必ず。見つけてください。

あなたもリーダー

本当の自分が分からない人や、やりたいことが見つからない人も、先に述べたように「なぜ?」を自問自答することで、必ず主張が見えてくるはずです。やりたいことは、あなたの主張を叶える手段に過ぎません。
やりたいこと探しよりも、あなたの主張に気づいてください。
また、本当の自分が分からないのは、葛藤や疑問を抑え込んでしまうのも原因の一つです。「自分がいけないのだ」と考える必要はなく、むしろ人と違っていて当然なのです。
長年、人と同じなのが美徳だと言う価値観で育ってきた人は、少しづつリハビリを続けていきましょう。必ず自分の主張を世の中に届けられる日がやってくるやずです。
あなたの主張に共感してくれる仲間が、きっと現れるはずです。その人たちと一緒に、本当の自分へ還る物語を楽しんでください。

ライター紹介 Writer introduction

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