「ありのままの自分が分からないから苦しんでいる」
「本当の自分ならば、どんな選択をするんだろうか?」
混沌とした時代を生きていると、そのような考えを持っても不思議ではありません。自分のことは自分が一番分からないからです。
ただ言えることは、
他の誰かになろうとしなくて良い。
憧れてる人になろうとしなくて良い。
ということ。
なぜならば、なろうとすれば本当の自分は遠のくからです。そうではなく、今、やるべきことに全集中することがとても大切なのです。
本当の自分が分からない理由のほとんどは、
- みんなに好かれないといけない
- 目立ってはいけない
- 人と同じでないといけない
という理由が、本当の自分を隠れさせているのです。
どうしてそう言えるのか?
この記事で一緒にあなたの内面にDIVEしていきましょう。
最後までどうぞ。
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自分が分からないのはなぜ?
まず始めに、本当の自分が分からない理由について見ていきましょう。
「人と同じでいよう」という呪い
あなたは小さい頃、「お友達と同じようにできるようになろう」と言われたことはありませんか?
協調性を学ぶ上で、人と同じことをするのは正しい側面はあるでしょう。
けれど、人と同じことをすることで、「周りと一緒ならば、それが正解だ」と認識するようになるのです。その結果、「人と同じでなければいけない」というある種の固定概念を持つようになるのです。
「目立ってはいけない」と考えるのも、「人と同じでないといけない」と考えるからです。
さらに、
「目立ってはいけない=自分を主張してはいけない」
と考えてしまい、本当の自分を隠れさせてしまうのです。
本当の自分は、自分を主張することで姿を表します。
「目立ってはいけない」と考えるのではなく、人と違う意見でも大丈夫です。
人は皆、意見が違うからです。
だからこそ、「人と同じでいよう」という呪いを解放させましょう。
子育てで見えてくる世界
本当の自分は人との関わりで見えてくる
本当の自分とは、主張することで姿を表すと先に述べました。
とは言うものの、「自分の主張が見つからない」と言う人も多いのではないでしょうか?
「自分の言葉で説明せよ」と言われても、まず学校では教わりません。特別な訓練をした人だけが、自分の言葉や主張を持てるのでしょうか?
僕はそう思いません。
机上だけで本当の自分は分からない
「人生をかけてやり遂げたいこと」は机上で思考を巡らせるだけでは出てきません。
なぜならば、やりたいことや本当の自分とは、人との関わりで見えてくるからです。
「人との関わり・・・」と言っても、人との関わりの中で生まれる葛藤や浮かんだ疑問などが、本当の自分へ近づくキーワードなのです。
「やりたいことが見つからない」と言うのも、人や世の中との摩擦によって生まれるのです。
何の葛藤や疑問もないまま、やりたいこと探しや自分探しをするよりも、特に理不尽に思えることに直面したときにこそ、本当の自分への理解が深まっていくのです。
僕のクライアントの方でも、「学校に行って、義務教育だけでは不十分」と思い起業した方や、「今のグルメサイトだけでは本当に食べたい料理やお店は知らないままだ・・・」と思い路線変更をした方など、ここに書ききれないほどのエピソードがあります。
やりたいことや本当の自分とは、机上ではなくそのような葛藤や摩擦から生まれるのではないでしょうか?
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