ナカタケこと中野丈矢です。
僕が独立起業して初期の頃、集客で上手くいった方法を公開しています。
起業して最初に立ちはだかる壁、集客。
この集客ですが、起業初期に集客で上手くいった・・・とは言うものの、ずっと右肩上がりだったわけではありません。
ですが、起業初期に「集客」の乗り越えるべきポイントが必ず存在します。
そのポイントを、僕がどのように乗り越えてったのか?を過去の体験を通してお伝えしています。
Outline
集客するためのマインドセット
僕の過去ですが、今回は「誰かを勝たせる」についてお伝えします。
連載企画を続けて、コンサル中にクライアントから「勇気もらいました」と言ってもらえたり、
お便りでも「自分がやってきたことに正しいと思え、今後の活動に励みになります」といった声も頂いてるので、やって良かったな〜と思います^^
今回のテーマである、起業初期に集客で上手くいくために必要なマインドセットとは、「誰かを勝たせる」ということ。
しかし、「誰かを勝たせる」とは言っても、大きなことではなくむしろ普段からやっていることなんです。
もしも、「見つからない!」という場合なら、忙しすぎて気づいてないか、人から「役に立った!」「ありがとう!」と言われるが、本人が受け取ってない場合がほとんどです(笑)
そんな人に限って、家族から「いてくれるだけで感謝です」と言われてたりしますから。
とは言っても、自分が普段から行ってる事が、「誰かの役に立ってるんだ!」っていう実感ほど、自分では気づきにくい部分です。
実績や結果をつくるより、普段から僕らがこなしてるルーティーンの中に財宝は眠っています。
当たり前だと思ってる私生活や過去に、以外と財宝は眠ってたりしますからね。
働くの意味について
そもそも「働く」の意味は、側(はた)を楽(らく)にすることなので、誰しもが、「労働」と言う形で誰かを勝たせています。
その実感は、直接な形としてではなく、遠くの知らない誰かかもしれません。
僕はコンサルティングという仕事を通して、「誰かを勝たせる」ことをしています。
連載企画として、僕の過去の実体験をお伝えしてるので、僕が誰かを勝たせた最初の経験についてお伝えしたいと思います^^
会社員からコンサルタントとして独立した僕は、知り合いのサロン経営してる方へ、「ビジネス教えるので受けてみませんか?」とオファーしました。
これが最初の「セールス」でした。
セールスにも「準備」が必要
普段からお付き合いのある方で、それまで何度もお会いしたことあったので、信頼残高もあったんだと思います。
信頼残高もそうなんですが、僕が普段から熱心にセミナーに行ったり、ブログ書いてたりしてるのを知っていたので、そんな姿を見ていたのでしょう。
こんなきっかけで、「お願いします」と二つ返事で、ビジネスを教える仕事が始まったのです。
その方は、子育てしながらサロン経営されてて、旦那さまは会社員。
サロン経営という店舗型ビジネスですが、セラピストという形で活動されてました。
集客後はもっと大事
これまで学んだことを「すべて」お伝えする覚悟で、オファーしたのですが、誰かに教えることが最大の学びでした。
お金をもらって教える仕事は、とても楽しくできましたし、「もっと教えたい!」「良い情報が欲しい!」という思いで、さらにセミナーに出かけました。
情報収集のために、色んな方にも会いました。
この方は、「廃業しようかな・・・」というくらいに切羽詰まった感じでした。
その顔を見るたびに、「何とかしなければ!」と思い、セミナーに出かけ、「どう言えば伝わるか?」と考えるようになりました。
相手目線になって伝えなければ、「伝える」ことにはなりませんし、ノウハウを言うだけではあまりにも傲慢だと思ったのです。
伝えることの難しさ
学んだことを伝えるよりも、その人に伝わるようにするには、
「どう言えば良いのかな?」
「理解してもらうには、この順番で伝えよう」
といった、「その人」になりきってみることで、感覚的に分かるようにしていきました。
「ビジネスを教える」ことは、未経験だったので、コンサル前には必ずシミュレーションしてました。
今でこそ、経験則で「こうなる」と判断できますが、当時の僕はその判断基準もまったく持ってません。
「こう伝えたら、納得してもらえるか?」
「納得だけでなく、理解してもらえるか?」
「理解してもらって、行動に移してもらえるか?」
「きちんと結果を出してもらえるよう、サポートしてるか?」
といった部分に、神経をとにかく使いました。
本で読んだことを「そのまま」伝えても、相手にも響きません。
さっき覚えたことを、「そのまま」言っても、理解してもらえません。
では、どうしたら、結果を出してもらえるか?
それは、自分が経験したことを話すことでした。
オリジナルコンテンツを作る
ノウハウを学んで、経験則を通じて伝えていく。
この「経験則で話す」ということが、オリジナルコンテンツなのです。
どこを探しても、世界に一つしかないオリジナルレシピになるわけです。
誰かを勝たせるには、まずは自分が経験しなければならないことを、最初のクライアントの方を通じて肌感覚で感じました。
ここで、疑問が生まれると思います。
「”実体験を伝える”とは言っても、初めてのコンサルなので、経験がないのでは?」と。
この時には、実例を使っていきました。
サロン経営ですから、周りにサロン経営や、店舗型ビジネスしてる方に「その人の過去」を聞いていきました(笑)
これを情報収集と言いますが、本を読むだけでは頭でっかちになりますから、そのまま言っても響かないし、理解してもらえません。
やる気のある人ほど、努力の方向性を正して欲しいと思っています。
逆に、やる気のない人だったり、準備ができてない人ほど、口では「頑張ります!」「オレ、頑張ってます!」アピールをしてきますが、
そんなタイプは基本的に言動と行動とが結びついてなく、自意識過剰?なのかどうか分からないですが、すぐに結果が出ないと諦める人が多いです。
保証がないと動けない・・・・
そんなタイプは、何をやってもうまくいきません。
コンサルの仕事には、努力の方向性を向けていくことだったり、行動力のある人には、その方向性を軌道修正していくことでもあるのです。
コントロールではなく、その人が本来、辿るべきルートをその人から引き出してくことです。
この感覚も、コンサル前の準備で養っていった・・・と思います。
「これを言うと、こう思考してくれるだろう」
「こう理解してくれると、ステップアップしよう」
など、様々な角度から考えていきました。
この様々な視点で、”一つ”のことを眺めるのも、自分自身を成長させられた経験だと思うのです。
当時はまだ30過ぎでしたから、この方もそうですが、クライアントが年上の方ばかりでした。
「若造が・・・」と言われたくなかったし、プロとして仕事してるわけなので、色んな角度から物事を観る機会も、コンサルタントとして活動するにあたり、回数をこなしてくにつれ、増えていきました。
この最初のクライアントは、月収が11万でしたが、結果的には11倍の月収になりました。
数字だけ見ると異常ですが(笑)
ですが、人の可能性って、自分が思ってるよりも大きくて、語り尽くせないほど壮大です。
「”今日できなくても、明日はきっとできる!”という希望を持つ続けることで、月収11倍にすることができた」とこの方は言ってました。
希望を持つために、日々の姿勢も大事です。
何も努力してないのに、希望が持てるほど、お花畑な人ってなかなかいません。
何らかの根拠が必要です。明日に立ち向かうためのエネルギーが必要です。
そのために「準備」というのがあるんだと思います。
人を勝たせることは、僕の場合はノウハウを伝えるよりも、学んだノウハウをどのように実体験として伝えられるか?
そして、どれだけ相手目線に立って伝えられるのか?といったことがスタートアップ時において、キーポイントだった・・・・・と思います。
いかがだったでしょうか?
第4回目となる連載企画。
今回は「誰かを勝たせる」というテーマでお伝えしました。
今回の記事もあなたにとって、少しでも人生と仕事の底上げになってくれれば幸いです(_ _)