自我を抑える危険性と自我の強い人の特徴について。

自我を抑える危険性と自我の強い人の特徴について。
こんにちは。
ナカタケこと中野丈矢です。

自我を抑えるとその反動が必ず跳ね返ってきます。

それは数百年もの間、マグマを溜め込んだ火山のように、「ずっとエネルギーを溜め込んでる」ようなもの。

また、ニュースでも「あんな良い子が犯罪を犯すなんて!」というのをテレビで見たことはありますか?

”あんな良い子”というのは、ずっとエネルギーを溜め込んだまま大人になり、いわゆる自我を抑えてまま大人になった・・・というわけのです。

つまり、自我を抑えると、破壊的なエネルギーをずっと溜め込んでしまってるのです。

この記事では、「自我を抑えてはいけない」というテーマで、本当の自分に気づくためのヒントになってくれれば幸いです。

自我の強い人の特徴

まずは、自我の強い人の特徴について。
  • 自分の扱われ方を強く気にする
  • 否定されることに強い恐れがある
  • 感情的になりやすい
  • 常に承認されていたい
という特徴があります。

これらのイメージとしては「自分が!自分が!」と常に前に出ようとしたり、その存在に気づいてもらわないと気分を損ねる印象があります。

また、自我の強い人には共通点があります。

自我の強い人の共通点

それは、偽物の欲求に準じて行動していること。

子供時代に満たされなかった欲求が大人になっても解消されず、自我が強くなっているのです。

自我を抑えてままにしていると、破壊的なエネルギーをずっと溜め込んだ状態であると先に述べましたが、その一例として強い競争意識があります。

競争意識を持てば、「自分もやってやろう!」という気が芽生えます。

これはつまり、「アイツもできたんだから、自分にもできるはず!」と健康的な競争意識のこと。

ですが、自我があまりに強いと、どうしても競争意識が強くなり、周りを蹴落としてでも自分だけは這い上がろうとします。

その結果、「自分が!自分が!」と前に出ようとするのです。

破壊的なエネルギーの原因

「自分が!自分が!」と前に出れば、自分しか見えなくなります。

当然、周りの人のことも見えず、視界に入ってきません。

その結果、「自己中心的な人」という印象を持たれてしまうのです。

本人からすれば、自分であることに必死なんです。

自分を保つことで精一杯なんです。

ですが、周りからは「自己中心的な人」という印象を持たれてるので、「もっと周りの人に気を使いましょう」と言われてしまうのです。

自分のことで精一杯なのにも関わらず、「周りのことも考えましょう」と言われると、とても辛くなります。自我が強い人は、どんどん精神的に追い込まれてしまうのです。

自我の強さは精神的に追い込まれる場合も・・・

精神的に追い込まれてしまえば、この2つの選択をします。

それは、
  • 攻撃的になる
  • 引きこもりかウツになる
このどちらかしか道はありません。

破壊的なエネルギーを溜め込んでいれば、「攻撃的になる」「引きこもりかウツ」になる可能性がとても高くなってしまうのです。

では、どのようなプロセスならば、幸せに稼ぐ生き方へシフトできるのでしょう??

暴走族も成長過程である

自我が強い人が攻撃的になる例として、暴走族が挙げられます。

暴走族は、先の述べたような特徴、
  • 自分の扱われ方を気にする
  • 否定されることに強い恐れがある
  • 感情的になりやすい(キレやすい)
  • 常に承認されていたい
という偽の欲求を持っています。

社会や親や先生に対し、反抗することで自我を強くすることで自分であり続けています。

ですが、反抗する態度は偽の欲求です。本当の自分ではないため、生きづらさを抱えたまま暴走するのです。

大きな爆発音でバイクで走るのも、「誰かに存在を気づいて欲しい」からであり、破壊的なエネルギーを出しているから、なのです。

破壊的なエネルギーを出すことは健全な成長プロセスです。

「暴走族はダメ」という印象が持たれやすい社会ですが、大人になるには必ず反抗期を経験しなければなりません。

反抗期に暴走族やってた人のほとんどが、良いパパや良い過程を築いてるのはご存知でしょうか?

破壊的なエネルギーを出し切ったら、「幸せを分かち合いたい!」「自分の才能を世界に使いたい!」という本物の欲求が出てくるのです。

暴走族もいれば引きこもりもいる

対する引きこもりも、破壊的なエネルギーをずっと溜め込んでいます。

破壊的な言葉が、脳内で暴走しているため、考え方も否定的になってしまうのです。

「自分には価値がない」「自分は何をしても無力なんだ」といった言葉が脳内を暴走してしまってるのです。

暴走族と引きこもりの違いは、破壊的なエネルギーが外か内かどっちに向けられてるのか?ということ。

外へ向けば、暴走族。
内へ向けば、引きこもり。

根源を辿っていけば、破壊的なエネルギー(偽の欲求)が原因なのです。

破壊的なエネルギーとの向き合い方

破壊的なエネルギーを溜め込んでれば、「周りに迷惑をかけてはいけない」と自分を抑えてしまうことも。

ですが、人生を変えるには、行動を起こすことも必要です。

それは「与える」ということ。

「与える」と聞くと抽象的ですが、「人が喜ぶような行動をしよう」ということです。

本当の自分に気づくとき

ビジネス上手な人は、人を喜ばせる天才ですが、これは人間ならば誰しもに備わってる才能です。

もしも、破壊的なエネルギーをずっと溜め込んでいても、「この人はどんなことで喜ぶのかな?」と想像してみるだけでも、必ず変わってきます。

破壊的なエネルギーが解消されるには、才能を活かして、人に喜ばれる価値を提供していくこと。

そんな本当の自分に近づくために、まずは「この人はどんなことに喜びを持つのかな?」と想像してみましょう。

もしも、「自分ならこれはできそうだな」というものがあれば、ぜひトライしてみてください。

きっと喜んでくれるはずです。

また、「頑張ればできそうだ」と感じるものがあれば、ぜひトライしましょう。

新しい自分(本当の自分)になるためにも、これまで経験したことのない未開拓な領域に足を踏み込んで、自分の感性を活かしながら進んでいってください。

才能を活かそう

自我の強い人の特徴と、自我を抑えてる危険性について語ってみました。

自我の強い人は、自己中心的なイメージを持たれ、周りから「もっと気遣いましょう」と言われますが、本人は自分であることに必死であるのは先に語った通りです。

自分を押さえ込んでしまえば、どんどん破壊的なエネルギーが溜まってしまうので、どんな小さなことでもいいので、喜んでもらえそうな、今すぐできそうな事から始めてみてください^^

「食器を洗う」とかでも構いませんし、朝起きて「おはよう」と言うだけでも続けていけば必ず世界は変わります。保証します。

「こうやったら喜んでくれるんだ!」というセンサーを磨いていく事で、才能も同時に磨き上げられるのです^^

 

ライター紹介 Writer introduction

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