日本の給付金が遅い理由を考えてみよう
ナカタケこと中野丈矢
給付金の支給が遅れてる事もあり、「この国はどうなってるんだ?」と不安視する人も少なくはありません。
その中で、
・政府が悪い
・システムが悪い
など批判する人も増えています。
ドイツでは給付金がたった2日で、支給されています。
他の国でも遅くても1週間程度で、給付金が支給されてます。
定額給付金も、申請して1ヶ月以上も経つのに、支給されない地域もあって、自治体ごとに遅い・早いの違いが出ています。
ここで疑問なのですが、日本のシステムは他の国と比べて劣っているのでしょうか?
僕は違うと思います。
給付金の支給は、確かにスピードが命です。
必要書類ももっと減らして、簡単に申請できるようにして欲しいですよね。
ですが、国が国民を管理してないのが、給付金の支給の遅れに繋がってるのです。
先に述べたドイツ。
ドイツがどうして2日で支給されたのか?
この理由も明らかで、国が国民の生活を管理しているからです。つまり、日本で言うところのマイナンバーが普及されているのです。
では、日本はどうでしょうか??
「国に管理されるなんて、考えられない」と考える人が大多数ではないでしょうか。
マイナンバーカードの所持率が低いので、今回の給付金の支給に繋がってるのです。
「どうしてこんなに申請に書類が必要なんだ?」と今回の件で、疑問を持ったかも知れませんね。
政府からすれば、マイナンバーひとつあれば省ける手順を、本人確認や通帳の写しなどの書類チェックが必要になってくるわけです。
このチェックのために、かなりの時間が費やされているのです。
給付金の遅れは、ある程度は仕方ないことだったのです。
国のシステムを理解しておけば、給付金の遅れてる理由も分かります。
また、日本という国は、自由で生きやすい国だった・・・とも言えるでしょう。
なぜなら、国に僕たちの生活が管理されてないからです。
ドイツは国民の生活を管理しています。
だからこそ、給付金の支給も早かったのです。
日本は、
・必要書類の印刷
・必要書類の郵送
・自治体で相談窓口を設ける
・自治体ごとに申請者のチェック
・給付金の振り込み
と言う手順を踏まなければなりません。
他の国は日本のような複雑な手順ではなく、もっとシンプルな仕組みなのです。
全体像(地図)を脳内に入れておくことで、給付金の遅れとなる理由も理解できます。
ですが、全体像(地図)がなければ、ネットやマスコミの情報に流されて、自分の判断基準すら持たずに、非難してしまうでしょう。
この全体像(地図)を手に入れることは、ビジネスにも当てはまります。
実際に集客する時も、全体像(地図)を予め手に入れるかどうかで、その後の成功が約束されるか、されないかが決まってくるのです。
全体像(地図)を持っていれば、今は例え成果が出てなくても、
・いつ頃に成果が出てくるのか
・それまでに何をすれば良いのか
と言った手順が明らかになって、売上にも見通しが立つのです。
現在の世界状況のような、変わりゆく時代に、自分をどう合わせれば良いのか分からない人も少なくはありません。
ですが、全体像(地図)を持つことで、踏むべき手順が分かるので、やたらと不安になったり、自分の可能性を否定することなく、事業を持続化させることができるのです。
さらに、「コロナを理由に収入が減った・・・・」と言う人もいれば、「コロナを境にパラダイムシフトを起こさなければ・・・」と考える人もいます。
どちらも正解で、どちらも間違いではありません。
ただ言えることは、その人の価値観が滲み出ていること。
つまり、コロナを理由に収入が減ったと思う人は、本当に取り組むべき課題を無視して、つまり全体像(地図)を知らずして、時代の変化に飲み込まれるでしょう。
一方の「パラダイムシフトを起こさなければ」と考える人は、本質を掴み取ろうとするので、時代の変化にも十分に対応できるでしょう。
時代の変化や、政府の対応に影響されず、自分らしく生きることが大事なのはコロナショックで、だんだんと理解されだしました。
「自分らしく」という言葉自体、誤解されがちですが、ありのままで生きるのと、そのままで生きるのとは大違いです。
そのままで生きるのは、環境や自分が身を置く組織やコミュニティに依存する生き方。
ありのままで生きるとは、依存せずに自分で考えて行動する生き方です。
知りたい情報はググれば(Googleで検索)、すぐに出てきます。
また自立した生き方とは、何もかも全てを自分でやらなければならない生き方ではありません。
ビジネスでも、特に集客において全体像(地図)を脳内に入れておくのは大前提です。
それをなくして、集客できるほど簡単にはいかなくなりました。
自分の可能性を最大化させるためにも、全体像(地図)を手に入れておきましょう!