「成功体験がないから自分にはできない」は言い訳

「成功体験がないから自分にはできない」は言い訳
ナカタケこと中野丈矢です。

発明王エジソンが残した言葉の一つには、こんなものがあります。

「私は失敗した事がない

 ただ、1万通りの、

 うまくいかない方法を、

 見つけただけだ」

偉大な功績を残す人でさえ、必ず失敗することがあるのですから、
これから新しく挑戦するステージで「失敗しない道」を探すことは遠回りだと思いませんか?

「あえて失敗する方法に飛び込め」と言ってるのではなく、「失敗しない道を探してばかりで方法論を吸収している時間が遠回りである」という意味。

しかし、偉大な功績を残す人と違う点は、一つあって、それは、失敗を「あー、失敗した」で終わらせず、

失敗を「これは上手くいかなかった方法だ。違う道を探そう!」と捉えているので、失敗から学ぶ能力があるかどうか。

そもそもとして、「成功体験がないから自分にはできない」というのは、「失敗したくないから自分はやらない」と言っていることと等しく、これは本当の自分として生きる人はこのような考え方をしません。

「無理」と言われても成功する人

「成功率100%の方法はありませんか?」とノウハウや手法ばかり探してても、「いつか」は飛び立つ時が来るのです。

また、フィギュアスケートの4回転ジャンプだって、「人類には無理だ」とさえ言われてたんです。

今となれば、オリンピックや世界選手権でも、この4回転ジャンプは披露される時代となりました。

たった一人の天才的なプレーヤーだけが、4回転ジャンプができるならまだしも、何人のプレーヤーが成し遂げているのですから。

いずれにせよ、「人類には無理だ」とさえ言われていたものが、今やさほど珍しくなくなった・・・のは事実です。

「無理だ」と言われながらも挑戦した人がいるからこそ、道ができたわけです。

というのは過去の成功体験ばかりに捉われていると、「よし!4回転ジャンプに挑戦しよう!」とは思いませんよね?

誰かの言う「無理だ」にくじけることなく、「よし!挑戦しよう!」という在り方で居続けたからこそできたのです。

白紙のキャンパスに描いてみる

「これができたら、次はこれをやりましょう」といったステップを踏むことは大事です。

学校の勉強のような基礎ができなければ、応用問題も解けるようにならないので、基本の徹底は必ずやるべきです。

しかし、白紙のキャンバスに絵を描くような、例えば「ビジネスをやる」「起業する」などといったことには、基礎も応用もありません。

すべては自分で描くことから始まるのですから、「これができたら、次はこれをやりましょう」といったマニュアルなんて、どこにもありません。

マニュアルはないのですが、先生と言われる人に習うことも時によっては大事で、「自分の師」と呼べる人との出会いは、人生にとってとても大事な出会いになってきます。

自信なんてなくたっていい

どんな人だって、「成功体験がない」ことから始まります。

しかし、何かしらの実績をあげた人は、「成功体験がないからといって、自分にはできない」と最初は言ってたでしょうか?

何も経験がない時に一番の武器となるもの。

それは情熱です。

情熱こそが唯一の武器なのですから、「成功体験がない」という理由で自分の可能性を潰すことは、建設的な考え方なのでしょうか?

僕にはそう思いません。

誰しもが経験がないことから始まるのですから、「成功体験がないから、自分にはできない」というのは、そもそもとして考え方としては、なのです。

成功体験があるから自信があるのではなく、情熱があるからこそ自信があるように見えるだけなのです。

エジソンも、成功体験より失敗体験の方が多いのですが、もしもエジソンが「成功体験がない」という理由で、

研究や実験を諦めてしまったら、文明はここまで発展してなかった可能性もあります。

でも、エジソンには消えることのない情熱があったからこそ、1万とおりの上手くいかなかった方法(失敗)を見つけられたのです。

消えることのない情熱を灯せ

この消えることのない情熱は、自分の役目(コア)という要素で、これは誰しもが持っている要素です。

しかし、自分の役目(コア)に気づかずして、生きている人がどれだけ多いのか?

自分の役目(コア)に気づかないと、これまで述べてきたような「失敗しない方法」ばかり探してしまいます。



「失敗を極度に怖がる人」「新しい道を歩もうとしない人」などは、自分の役目(コア)に気づいてないのが原因だったりします。

自分の役目(コア)に気づくと、消えることのない情熱の灯火(ともしび)が、尽きないエネルギーとなってくれるのです。

マスタールーティーンでは、3つのフェーズとして役目(コア)・教育(メンタリング)・影響力(マーケティング)として、可能性の最大化を図るべくコンサルティングを行っています。

役目(コア)に気づけば、尽きない情熱を灯すことができ、失敗を恐れない行動力が身につきますが、教育力・影響力がなければ、可能性を最大化させることができません。

「成功体験がないから自分にはできない」は言い訳というのは、ご理解頂けたでしょうか?

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