ナカタケこと中野丈矢です。

「どこまでサポートしたらいいのか?」

これはセラピストやコーチング、コンサルタントなど、いわゆるセッション型ビジネスを始めたばかりの人が、つまづきやすいポイントの一つです。

「お客さんにお金を頂いたので、精一杯のサポートを届けたい!」という気持ちが空回りしてしまい、「質問されたことはすべて答えないと!」と考えてしまいます。

僕もコンサルタントとして活動した当初は、そのように考えていましたし、クライアントから頂いたメールでの質問に対してすべて答えていました。

今話している頃は、僕のちょうど駆け出し。

専門分野を聞かれても分からない部分もあって、その度に本屋に行ったり図書館に行ったり、ネットで調べ尽くしてフィードバックをしてました。


人づくりの面白さ


「クライアントに成果を出して頂きたい」

その気持ちは今も変わらないのですが、これが空回りし聞かれたことに何でも答えていくスタンスは、時として可能性を奪うことも。

これは、「自分を知るとは?」について考えることにも繋がるのですが、安易に占いや誰かのフィードバックを頼りにすることは、自分について考える習慣が身につきません。

もちろんこれらが不要なわけではなく、必要な学びに繋がりますが、参考程度に留めるならまだしも、鵜呑みにしてしまうと「あの人が言ったから間違いない」といった思考停止状態から抜け出すことが難しいのです。

詰め込み型教育の弊害


これは学校教育の本質が、詰め込み型なのが原因の一つです。

最近ではセンター試験が廃止され、思考力を試す入試問題に切り替わります。詰め込み重視の教育から、自分で答えを出す習慣を学生時代から養っていこうとするシフトチェンジとも言えますね。

大人になっても、「テレビで有名芸能人が言ってたのでそれが正解だ」と安易に判断基準を他人に委ねることは、人生の選択を誰かに決めてもらうことに繋がりかねません。

また、可能性を引き上げることは、知識を詰め込むだけでは到底足りません。

もちろん知識を得ることは大事ですが、それよりも得た知識をどのように活用していくのか?の方が、よっぽど大切だと思うのです。

これは幼少期に自転車に乗れるように練習することと似ています。

自転車にはまだ乗れない状態で、コマ付きの自転車で練習していたけど、だんだんと慣れてきたのでコマを外して練習した時。何度も転んでは起き上がって練習しませんでしたか?

孤独を引き受ける勇気


今からいきなり「自分で考えよう!」と言われてもなかなか難しいので、少しづつでも自分で考える習慣を身につければ、それがいつしか「我流」となるのです。

人が価値を提供する時、最大の武器となってくれるのはこの『我流』で培った経験です。誰かに聞いて試した経験も大事ですが、自分で出した答えに基づいた経験を積み重ねていった方が、自分を知ることにもなるのです。

「自分のことがわからない」という理由で、自分で答えを出す習慣がなければ、どんな素晴らしいアドバイスも水の泡になってしまいます。

「一を聞いて十を知る」という言葉もありますが、これは自分で答えを出す習慣を積み上げてきたからこそできること。いきなり十を知ろうとするよりも、本質がどれなのか見極めることと、やはり

そのためには、孤独を引き受けることも大切なプロセスになってきます。

「どこまでサポートすればいいのか?」と悩む人へのヒントとして、自分で答えを出せる習慣を身につけることが大事で、聞かれたことにすべて答えることはクライアントを依存させてしまうことになりかねません。

「聞けば何でも答えてくれるんだ」と自分で答えを出す習慣まで奪ってしまわないよう、意識してみてください^^

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