「自分だけ不幸」と不幸自慢する人の心理
あなたの周りに「どうして自分だけいつも不幸なのか?」と、不幸自慢する人はいませんか?
幸せに稼ぐ生き方を選んでも、「自分だけ不幸だ」と近づいてくる人はやってきます。
その時に、エネルギーを奪われないように対処するにはどうすればいいのか?
この記事で書いています。
「自分だけ不幸」と不幸自慢する人の特徴は、”特別な存在で在ろう”として興味を引こうとします。
この”特別な存在であろう”という心理は、エゴからやってきます。
例えば、
- 自分はこんなに苦しんでいる(だから助けて)
- あなたに私の気持ちなんて分かるわけがない(だから話を聞いて)
- 生きることは「苦しさ」を味わうことの連続だ(だからあなたも私と苦しみなさい)
幸せに稼ぐには、自分だけ不幸だとアピールする人と上手く関わらなければなりません。
では、どうすれば自分だけ不幸だと不幸自慢する人と上手に関われるのでしょうか?
この記事で述べていきます。
目次リスト
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不幸自慢する人の3つの特徴
まずは、「自分だけ不幸」だと不幸自慢する人の3つの特徴から述べていきます。「自分だけ不幸」とアピールする人には共通点があります。
その共通点とは、特別で在ろうとすること。
なぜなら、特別な自分でなければ人は興味すら持ってくれないと感じてるからです。
- 自分はこんなに苦しんでいる
- あなたに私の気持ちなんて分からない
- 生きることは「苦しさ」を味わうことの連続だ
そもそもとして、どうして「自分だけ不幸」と不幸自慢をする必要があるのでしょうか?
一つづつ見ていくことにしましょう。
その1「自分はこんなに苦しんでいる」
「自分だけ不幸」と不幸自慢する人の心理として、まずは「自分はこんなに苦しんでいる」と不幸自慢する人の心理から。「自分はこんなに苦しんでいる」と強く思い込むことで得られるメリットがあります。
それは、「助けます」と言ってくれる人が現れる、というメリットです。なぜなら、「かわいそうだね」と同情してくれると尻尾をふって喜ぶからです。
そして、「特別でな自分でなければ人と関われない」と、強く思い込んでるので、「自分だけ不幸」と演出します。
しかも、手段は選ばびません。
平気で嘘をついたり、誰かを敵にするような言葉を発します。
「あの人のせいで私は不幸になった」
と、不幸自慢をしてしまうのです。
聞いた人に同情してもらおうと手段を選ばないのです。
中にはもはや習慣化して「虚言癖」が染み付いてる人も・・・
幸せに稼ぐには、不幸自慢されても「かわいそうだ」と同情してはならないのです。
「かわいそうだ」と同情してはいけません。なぜなら、「かわいそうだ」と感じたスキを見てはエネルギーを奪うからです。
エネルギーを奪われると、この奪われたエネルギーを補うための時間や労力も必要になってきます。
同情はしてはいけません。
同情は絶対にNGです。
これを聞いて「冷たいな」と思うかもしれません。なぜ同情がいけないのか?
同情すれば「自分だけ不幸だ」という不幸自慢がエスカレートしてしまうのです。
その2「あなたに私の気持ちなんて分からない」
「自分だけ不幸」と不幸自慢する人の特徴に、「あなたに私の気持ちなんて分からない」という特徴があります。幸せに稼ぐには、この「私の気持ちなんて分からない・・・」と言ってくる人とも上手に関わる必要があります。
「上手に関わる」とは、同情ではありません。
もしも、同情を誘うような言葉で近づいてきて、「あなたに私の気持ちなんて分かるはずもない」と言われても、距離を保つ必要があります。
「かわいそう」だと思いながら近づいてはいけません。
同情して近づけば、不幸自慢がエスカレートして、エネルギーを奪われてしまうからです。
しかし、話を聞いて、「自分だけ不幸」という不幸自慢が解消されるならば、その方のお話を聞いてもいいでしょう。
- 「辛かったですね」
- 「あなたは決して一人ではありません」
ただし、「自分だけ不幸」という不幸自慢が解消される場合に限ります。
そうでなければ、あなたのエネルギー(可能性)も奪われてしまい、その「自分だけ不幸」という不幸自慢がエスカレートしてしまうからです。
もしも、その方が「あなたには私の気持ちなんて分からない」と離れていっても、また違う人に「自分だけ不幸」と不幸自慢しています。
エネルギー(可能性)を奪えるならば、手段を選ばないのが特徴です。
「話を聞いてくれないなら」「私に同情してくれないなら」・・・
その方はエネルギーを奪う人を変えて、「自分だけ不幸」という演出を続けるのです。
そして、
- 話を聞いてくれる人
- 特別扱いをしてくれる人
これを繰り返しているのです。
ですから、もしもあなたが幸せに稼ぐ生き方において、「自分だけ不幸」だと不幸自慢する人が離れても、「違う人のエネルギーを奪いにいったんだ」と考えるようにしてください。
「かわいそうだ」という理由で同情すると、あなたのエネルギーも奪われ、その人の不幸自慢もエスカレートしてしまいます。これでは共倒れです。
エネルギーを奪う人の特徴について下記記事にて詳しく書いています。
その3「生きることは”苦しさ”を味わうことの連続だ」
「自分だけ不幸」と不幸自慢する人は、「生きることは苦しさしかない」という思い込みが強いことが特徴です。「生きることは苦しいこと」という見方で日々を過ごしていると、苦しいと感じる出来事が次々と舞い込んできます。誰かと同じ経験をしても、「自分だけ不幸」と捉えるのですから、苦しさは続く・・・のは致し方のないことです。
「自分だけ不幸」と不幸自慢する人は、特別で在ろうとする特徴を持つことを先に述べましたが、「私は特別な存在だ」と強く思うことも、劣等感の裏返しでもあるのです。
また、優越感は劣等感の裏返しでもあるので、「自分だけ不幸」だと不幸自慢することで、優越感に浸っているのです。たとえば、「私にはあなたに観えない存在が観えている」と特別で在ろうとアピールします。このアピールも、優越感に浸るためのアピールなので、「すごいですね!」なんて言えば、エネルギーを奪われてしまいます。
幸せに稼ぐ生き方では、優越感に浸るためのアピールをしてくる人も現れます。
その時に上手に関わることで、お互いが人生と事業を底上げできるような関係を築くことがベストな選択肢とも言えます。
「自分は不幸だ」と不幸自慢と上手く関わろう!
これまで述べてきたように、「自分だけ不幸」と不幸自慢する人は、特別な自分でなければ人は近づいてくれない・・・という劣等感が強いという共通点があります。どうして、「自分は特別だ」と強く思い込みたいのでしょう?それは、相手の興味を引くため。これに尽きるのです。
楽しい時間を苦しみに変えてしまう
もしもあなたと共通の話題、例えば好きなアーティストの会話で盛り上がっていたとします。不幸自慢する人は、「楽しい」という時間を、「苦しい」と捉える特徴があるので、満たされない感情がさらに満たされなくなります。
「自分だけ不幸」と不幸自慢する人は、満たされない感情や記憶があるため、それらを埋めようと「自分だけ特別」と強く思い込むのです。
この思い込みは、周りの人と距離を生む原因となります。
周りと距離が生まれれば、必ずこの2パターン。
- 「どうして自分だけが不幸なのか」がエスカレート
- エネルギーを奪う人を変える
巧妙な罠にハマるな!
不幸自慢がエスカレートすれば、「かわいそう」なんて同情せずに、じっとしていてください。エスカレートして感情的になれば、耳を貸さないどころか、「自分だけ不幸」という思い込みが強くなるばかり。
一度、距離を置くのも手ですが、距離を置き離れようとしても、「あなたも冷たい人だな」と言われることも考えられます。
これも罠だと考えてください。
エネルギーを奪うための「自分だけ不幸」と不幸自慢するのですから、あなたがその方と距離を置くことで禁断症状が起きてるだけです。
禁断症状が起きているだけなので、あなたが酷い扱いをされたとしても・・・犯罪者扱いをされたとしても・・・
あなたが悪いわけではないのです。
「自分だけ不幸」だと不幸自慢する人は、誰かを敵にすることで、本当の自分との乖離が生まれているのです。
つまり、「自分だけが不幸なんだ」という映画のスクリーンを選んでいるだけなのです。
- 自分はこんなに苦しんでいるのに、あなたは何もしてくれないのか!
- あなたは私の気持ちを分かる人格が備わっていない!
- 生きることは苦しさの連続なのに、楽しい生活なんて人生を舐めている!
罠を見破り可能性を信じよう
幸せに稼ぐには、この巧妙な罠を見分ける必要があります。この巧妙な罠に気づいて自分は不幸だと不幸自慢する人と上手に関わることは、その人の可能性を信じることに繋がるのです。
安易に同情したり、手を差し伸べようとすれば、その方が幸せに稼ぐ生き方へシフトする妨げとなってしまうのです。
「自分の足で立ち上げれ!」
と、心の中で叫びながら付き合うと必ず立ち上がります。
そう信じきることがあなたの役割でもあるのです。
この罠を見分ける方法をお伝えしました!
あなたの人生と事業の底上げに繋がれれば幸いです^^