あなたは自分の人生をつまらないと感じてませんか?
例えば、他人の意見に左右されてると感じる時や、自分の意見が言えない時、さらに、「やらされている」と感じる時などは特に、そう強く感じるのではないでしょうか?
自分のために生きるということが、結果的に誰かのために生きることにつながっているのです。
これは、どういうことか?
この記事で詳しく述べていくので、ぜひご覧ください。
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自分のために生きるのを阻む2つの呪い
自分のために生きるようとすれば、必ず周りとの摩擦が生じます。
例えば、「本音で生きたい」と思えば、意見の食い違いが出た時に、「自分が悪いんだ」と考えてしまいます。
「人に迷惑をかけてはいけない」というある種の強迫観念から、本音で生きるよりも、迷惑をかけないように本音を押し殺そうとします。
また、苦手な人がいても、「みんなと仲良くしよう」という教えから、「あの人と仲良くできない自分が悪いんだ」と、本音を押し殺そうとします。
この項目では、自分のために生きるのを阻む二つの呪いについてお伝えします。
「人に迷惑をかけないように」という呪い
自分のために生きるのを阻む価値観には、「人に迷惑をかけないように」という呪いがあります。
「迷惑をかけてはいけない」と強く自分に言い聞かせれば、友人と遊んでいても「迷惑をかけてないか?」とばかり考えてしまいます。
迷惑をかけないように、と人の顔色を伺うばかり、自分のために生きるはずが相手の言いなりになってしまうことも。
相手の言いなりになっていても、「迷惑をかけていないからOK」と捉えられるほど、あなたは優しい人なんだと思います。
言いなりになる必要はありません。
あなたは自分のために生きるために、生まれたのですから。
なぜならば、自分のために生きることが、結果的に周りの幸せにも繋がっているのです。
「みんなと仲良くしよう」という呪い
自分のために生きるのを阻むもう一つの価値観には、「みんなと仲良くしよう」という呪いがあります。
この呪いにかけられると、常にみんなに良い顔をしなければならず、必要以上にエネルギーを費やします。
朝、出社して「おはよう」と声をかけても、相手から良い返事がもらえなければ、「あっ、自分は嫌われてるかも。もっと元気よく挨拶しなきゃ」と考えてしまいます。
挨拶された側は、あまりにも忙しく挨拶どころじゃなかった可能性もあります。
また、その日は元気がなかった可能性もあります。
それだけでなく、昨日、大きなミスをしてしまい、反省していたかも知れません。
「みんなと仲良くしよう」という呪いは、相手の気持ちを分からないようにする呪いでもあるのです。
自分のために生きるには、もちろんみんなと仲良くすることも大切です。
しかし、あまりにもその気持ちが強くなりすぎてしまい、相手の気持ちや周りの空気まで読めないほど強くなれば、まさに「呪い」です。
時には、「相手の感情は、相手の責任だ」という課題の分離も大切です。
全てを「自分が悪いのだ」と感じる必要性は一切ありません。
呪いを解き放つためにも、課題の分離も心がけるようにしましょう。
自分のために生きるために捨てるべきもの
「自分のために生きるのを阻む2つの呪い」についてお伝えしてきました。自分のために生きるためには”あること”をしなければいけません。
その”あること”とは、自分のために生きようとする人への、まさに「儀式」。
この儀式を通過することで、自分のために生きるような、想像以上の自分と出会えるのです。
その儀式とは?
「親は絶対だ」という価値観を捨てる
「親は絶対。だから、言うことも正しい」
僕はかつて、そのように感じていましたし、人生の岐路に立った時、いつも親に相談していました。
自分の人生なのに、「親は絶対。だから、正しい」と感じてたからです。
自分で決断することに、恐れがあったのも理由です。
その恐れの気持ちよりも、「親との摩擦があってはいけない」という考えが、自分の人生を生きる事にためらいをもたらしていました。
しかし、そのためらいは、親の気持ちを理解してなかったから生じたためらいだと、今では感じます。なぜならば、自分のために生きることが、親のためになるからです。
そんな僕にも昨年、子供を授かることができました。
親になって思うのは、「子供には子供の人生を歩んでもらいたい」ということ。
同じ人間だからこそ、同じ考えや価値観を持つ人はいません。似ていても、いつも同じ考えな人はいないはずです。
しかし、違いを受けれることで、違いを活かす道はいくらでもあると思います。だからこそ、「親は絶対」という考えを捨てることで、自分のために生きる人生へとパラダイムシフトできるはずです。
「世の中の常識は正しい」という価値観を捨てる
常識で考えることは、誰かの価値観で生きることです。
とは言っても、常識で考えることがダメなのではなく、「どうしてその常識が通用するのだろうか。そして、その常識はいつの時代から続いてることなのだろうか。」
この辺りまで自分なりに考えることで、自分の価値観が持てます。
自分の価値観を持てるようになって、自分の言葉で相手に伝えることができれば、自分のために生きる人生へとパラダイムシフトできるでしょう。
常識と自分の価値観とで、隔たりがあったとしても「自分が間違えているんだ」と考えてはいけません。
「常識ではそうかも知れない。けど、自分はこう考える」という自分の価値観こそが、これからの時代を生きるためには必要だと思います。
なぜならば、自分の価値観を言葉で表現することで、自分で役割をつくる人材になれるからです。
それはつまり、自分で仕事をつくるリーダー。僕はそんなリーダーを、選ばれるリーダー(起業家)と呼んでます。
つまり、「周りはこう考えてるから、このようにしよう」という同調圧力では価値基準を考えません。
考慮には入れますが、常識を鵜呑みにせず、自分なりに最善策を考え尽くすのが選ばれるリーダーであり起業家です。
自分のために生きることは、周りにとって幸せをもたらします。
僕もそうでした。
僕のクライアントもそうです。
世間の常識への摩擦を恐れず、自分のために生きることで、自分という商品を磨き続けているからこそ、社会情勢に左右されない働き方ができているのです。
必要なものは捨てても戻ってくる
先の項目では、「自分のために生きるために捨てるべきもの」についてお伝えしました。
優しいあなたはひょっとすると、「そこまで振り切ってもいいのだろうか・・・・」と考えるかも知れません。
思いやりがある人ほど、自分のために生きるのをためらってしまいます。しかし、先述のように、自分のために生きるのが、周りに幸せを運んでくれるのです。
それだけでなく、必要なものは一度捨てても、必ず戻ってきます。
だからこそ、振り切ってみるのもアリだと思います。
振り切ってみるのも、自分のために生きるには必要なプロセス
「自分のために生きるのが、周りの幸せに繋がる」
そう聞くと、頭では理解できるけど、本音では「そうなのか?」とどこかで疑いを持ってしまいます。
僕のクライアントの一人に、親に内緒でワーキングホリデーに海外に数ヶ月、過ごした方がいます。
自分の人生を生きるために振り切ったそうです。
親にワーキングホリデーのことを打ち明けた時、何を言われるのか内心ヒヤヒヤだったそう。しかし、打ち明けてみれば、「行っておいで!」と心から応援してくれたのです。
勝手な思い込みが自分のために生きるのを邪魔している
僕自身も、似た経験をしていて、起業する前は親に反対されてました。
ある日、親に僕がこれからやりたいことや、叶えたいことを伝えると、反対していた態度が一変しました。
それまで猛反対を食らってましたが、「そこまでやるんだったら、頑張れ!」と言ってくれたのです。自分では起業することに許可を出せてました。しかし、親に反対されたままでは、後ろ髪を引かれるような気持ちがして、心にブレーキがかかったままでした。
心のブレーキを外すため、親に打ち明けたところ、拍子抜けするほど「頑張れ!」っと言ってくれたのです。
「自分のためにいきたいけど、なかなかできない」
そう考えてしまうのは、ひょっとすると勝手な思い込みが邪魔する場合もあるのではないでしょうか。