自分の在り方が世界を変える〜仕事がデキる人とデキない人の違い〜

ナカタケこと中野丈矢です。

どうして「やり方より在り方が大事」と言われるのでしょう?

その理由の一つには、「自分の在り方が世界を変える」からです。
あなたの在り方次第で、仕事がデキる人、デキない人が決まってくると言っても過言ではないでしょう。

この記事では、「口下手でも全国一位の営業マン」の友人の話をすると共に、僕がこれまで約5000名以上の方、フリーランス〜売上数千億円規模の企業へメンタルコーチ、WEBマーケティングのコンサルタントとして活動する中で培ってきた人間学の中から、「自分の在り方が世界を変える」と言うテーマでお届けします。


在り方よりやり方を大事にする人


自分の在り方が世界を変える事例として、まずは、「あ〜、この人は仕事が上手くいかないだろうな〜」と感じた僕の実体験をお伝えしますね。

ちょうど2年前くらいでしょうか。
それは日に日に暑さが増して、気温が上がった頃でした。

5年間、全く連絡のなかった人から突然、メールが来ました。
その5年の間、FacebookなどSNSでのやりとりもなく、突然メールが来たのです。

そのメールの内容とは、「電子書籍を出したので、買って下さい」というメールでした。


その方とは、同じビジネスコミュニティで学んだこともあって、「共に学んだ仲間だしな」という応援の気持ちで「ポチッ」と購入ボタンを押しました。

「購入しました」と連絡すれば、「ありがとうございます」とすぐに返事をもらいました。

在り方よりやり方重視では人がどんどん離れてしまう


それから約半年経った頃でしょうか。
また同じ人から連絡が来て、「2冊目の電子書籍を出しました」とメールをもらいました。

その半年間、何の連絡もなく、その方とやりとりはありませんでした。

「頑張ってますね、おめでとうございます」とだけ、メールに返事しました。

購入しようとリンクボタンを押そうとしました。
しかし、「待てよ・・・・」と違和感が残ったのです。

「頑張ってるんだから」という応援の気持ちで、また購入しようとする僕を、その違和感がストップかけたのです。

この違和感は何だったのか?

その時ははっきりしませんでしたが、購入のリンクすら開こうとしなかった自分がいたのです。

その半年後、同じ人から、同じメールが来ました。
「3冊目の電子書籍出ました!」と。

僕は、「おめでとうございます」とだけメールに返事しました。

しかし、数日経ってから、「メルマガで紹介して欲しい」という内容の連絡が来ました。

半年前の違和感の正体は、「この人はリストをリストとしてしか、見てないんだろうな〜」という違和感だったのです。

初めてその方から連絡をもらった時は、応援の気持ちで購入ボタンを押しました。(中身は読んではいません)

一度でも購入したので、僕にDMすれば「もう一度買ってくれる人」という考えがあったのだと思います。

しかし、リストをリストとしてしか、判断できない人の商品にはお金を払おうという気持ちは湧いてこなかったのです。

これが在り方よりやり方重視では人が離れてしまう理由です。

撒いた種は必ず実を結ぶ


さらに、「3冊目は苦しい戦いです。ナカタケさん、助けて下さい」という連絡ももらいました。

カンの鋭い人は、どうして3冊目は売れなかったのかは、すでにお分かりだと思います。

その理由は、先述のような「リストをリストとしか見てない思考パターン」です。

それだけでなく、名前だけ差し替えて、他の文章はコピペ感が否めなかったのです。

これを僕以外の方にしていたのでしょう。

「起こるべくして起きた」としか思えず、「苦しい戦いも起こるべくして起きたものでしょう。頑張って下さいね」とだけ、返事をしました。

ビジネスでも何にせよ、すでに成功した人よりも、これから成功する人を応援したくなるのが人間の性です。

この方に当てはめると、一冊目の出版は「これから成功する人」でした。

しかし、リストをリストとしか思えない思考パターンが、「これから成功する人」から「これから沈む人」に変えたんだと思うのです。

やり方より在り方が大事な理由


仕事は人と人との関係で成立するからこそ、在り方が大事なのです。

「本の感想を聞かせて欲しい」
「誕生日おめでとうございます」
「お元気ですか?」
など連絡を取り合うような友人ならば、三冊すべて購入してました。

しかし、リストをリストとしか見てないと分かったら、お客さんはその人から離れてしまいます。

このことを知った上で、次はトップセールスマンの話をしたいと思います。

口下手でも全国1位の営業マン


その人は、生命保険のセールスマンで全国でトップクラスの成績があります。

トップセールスマンと言うと、巧みな話術で相手をグイグイと引き込むようなセールストークを持っていると感じます。

しかし、その人はどちらかと言えば口下手だったのです。
その人と話すようになって、僕のセールスに対する意識がガラリと変わったのです。

どうして、その人が口下手でもトップセールスマンになれたのか?

在り方とは人を想う気持ち


それは、人を思う気持ち(在り方)がズバ抜けていた・・・のです。

その人と会うたびに、何やら手土産を持っていました。

「その手土産は?」と聞くと、「お客さんの近所にいるので、後で渡しに行こうと」と言うのです。

さらに、名刺交換した人の名前はほぼ全員、覚えてるのだそう。それだけでなく、その時に交わした話の内容まで覚えているのです。

ノートに書いて詳細を残していたのです。
僕がその時に感じたのはまさに、『人間力=商品力』と言うこと。

保険の契約内容は、誰と契約しても似ているかもしれません。

しかし、「この人との繋がりにお金を払っている」と言う意識がお客さんにあるのです。

繋がりにこそ、お金を払う時代とも言えるでしょう。

その人と繋がることで、

  • 常に学ばせてくれる
  • 新しい世界を魅せてくれる
  • 自分に力を与えてくれる
  • 道を照らしてくれる

といった繋がりを感じる人に、僕らはお金を払っているのです。

もし、あなたがどなたかのオンラインサロンに入っているとします。

オンラインサロンに入る理由も、主宰してるその人との繋がりにお金を払っているかもしれません。

そのサロンでしか、味わえない体験も主宰してるその人だから提供できるもの。

その人と繋がることで、自分らしくいられる実感や、可能性を感じられる実感が持てるからこそ、お金を払うのだと思います。

あなたが、人生と事業を底上げする時に必要なのは、巧みな話術を使った営業トークではありません。

人を想う気持ち、つまり在り方こそ、人との繋がりを持てて、現実を動かしていくでしょう。

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