何かが足りないと感じる人ほど真面目で完璧主義である理由と解決策について。
「自分は行動が遅い」「人より仕事が遅れる」「知識が足りない」「行動が足りない」などと自分は何かが足りないと考える人は年々、増えてるように感じます。
または、「時間に遅れてはいけない」「少しでもミスしてはいけない」などと強迫観念に駆られてしまう人も。
「自分は何かが足りない」と思う人は真面目で誠実な人ばかり。だからこそ、精神的に自分を追い詰めてしまうのです。
「一生懸命に自分なりに頑張っているけど、これ以上どうすれば良いのか」
真面目で努力家な人ほどそのように考えているのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。
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真面目な人ほど「自分には何かが足りない」と思っている
僕はホームページ経由でもお問い合わせをよく頂きます。
その中に、「真面目に取り組んではきたが、一向に良くなる気配すらありません。諦めた方が良いのでしょうか?」というご質問をいただきます。
そんな文章を目にするたびに、「真面目に取り組んでる人こそ、自分に誇りを持ってもらいたい」と言う気持ちに駆られます。
「自分には努力が足りない」という思い込み
真面目な人は、たくさんの経験値があります。
本人がまだ自覚していない価値も含めて、人をアッと驚かせてしまう経験をしています。
それだけに、可能性を秘めているため、そのような「諦めた方がいいのか?」と言う質問に対し、僕自身も「何とかせねば」という気持ちにさせられます。
しかし、真面目に取り組んではいるものの、人と比べては「どうしてあの人だけ….」と考えてしまいます。
中には過去に一緒にセミナーで学んだ仲間が自分より活躍してる姿を見ては、「自分は何やってるんだろ…」と無力感が溢れ出す人も。
「自分なりに頑張ってるのにな」
そんな人に限って共通することがあります。
真面目な人ほどコツが掴めず損をしている?
それは、「自分に足りないものがあるからだ」というナイナイ思考です。
自分に足りないものばかり数えては、隣の芝が青く見えてしまうのです。
特に、日本は島国であるためどうしても人と比べる習性が、他の民族よりも強くなってしまうのです。
真面目に取り組んでいる自分がバカらしく思えてしまい、途中で投げ出す人も。
正直言って、もったいない。
「怠けて遊んでる人が活躍して、真面目に頑張ってる自分が苦しいだなんて腐った世の中だ」とさえ思うことも。
- やりたいことさえ見つかれば、人生が変わる
- 才能さえ見つかれば、一攫千金が狙える
そんなふうに「簡単にできます」といったニュアンスを込めたノウハウが溢れてしまってます。
確かに、そのノウハウで簡単にできる人もいるでしょう。
しかし、そうでない人も一定数いるのは確かなこと。
うまくいった人だけにフォーカスが当たってしまい、そうでない人は自分の居場所さえないのです。
幸せに稼ぐつもりが、どんどん苦しくなっている・・・
真面目に取り組む人は、どんどん精神的に追いやられてしまうのです。
「何かが足りない」と思う人ほど欠けているものとは?
「どうせ上手くいかないなら、楽チンで稼げるようになって、人生を変えていけたらなあ」そんな考え方をする人も出てしまいますが、もちろん、楽することが「悪」ではありません。
「働く」の定義は、『側(はた)を楽(らく)にする』と言う意味なのです。つまり、「周りの人を楽にすることが、”働く”という言葉の本当の意味」だったのです。
独自性がなく”ありきたり”になっている
自分だけが楽をするのが仕事ではなく、自分と周りと、そして世の中を楽に幸せにするのが仕事だと思います。
そうは言うものの、真面目な人ほど「楽をしよう」と言われても、どこで肩の力を抜けば良いかわかりません。
「個人ビジネス」に限ったことですが、真面目な人こそ活躍できるはずです。
そうならない理由はたった一つ。
それは、「凡庸でありきたり」になってしまってる、と言うこと。
真面目な性格が悪い方へと流れてしまい、個性を消してしまってるのです。
わかりやすい例えとして、「自分の言葉」を出せるかどうか。
つまり、いくらビジネスの基本を学んでも、「誰かの答え」を丸暗記するのではなく、「自分の言葉」や「自分の答え」を生み出せるかどうか。
これが大切だと僕は思います。フレームワークの向こう側
たとえばペルソナ設定にしても、
(1)氏名
(2)年齢
(3)性別
(4)職業
(5)役職
(6)住んでるところ
(7)家族構成
(8)よく見るサイト
(9)収入
(10)よく見るメディア
(11)好きなブランド
(12)好きな有名人
などを「一人」を想定して考えていく手法があります。
真面目な人は、この手法にはちゃ~~んと取り組みます。
ですが!!
これらの項目を埋めるだけで手が止まっているため、一番大切な「自分の価値観」を明確にすることへは近づきもしないのです。
真面目な人ほど、「こうすれば上手くいく」的なノウハウに手を出しがち。けれど、自分なりの基準を持つことが人生を変えていくにはとても大切なのです。つまり「何かが足りない」と考えてしまう人は、「誰かの基準」「上手くいく方法」を無意識のうちに求めてしまっているのではないでしょうか。
何かが足りないと思う人の突破口
幸せ稼ぐ生き方では社会的成功と人間的成功とを叶えていきます。そのためには「相手理解」が重要です。相手を理解することで相手が求めている価値がわかるようになるからです。
そのためには想像力が必要です。
真面目な人ほど「答えは何ですか?」と聞いてきますが、自分で答えを作り出すのが人生でありビジネスなのです。
自分で答えを作る前に模範解答を見てしまうから、凡庸でありきたりになってしまうのです。
少し厳しい表現をあえてすると、自分には何かが足りないと思う人は「埋もれている」んです。真面目な性格が悪い面として出ていて、他と同じような均一であろうと思考回路が働いてしまうのです。
埋もれず選ばれる人の特徴は?
真面目でない人が活躍できる場合は、埋もれていないんです。これは「独自性を訴求している」から、なんですね。
埋もれないためには、独自性をユーザーにわかりやすく伝えることがセオリーです。
つまり、どんなに効果的なノウハウを手に入れても、「自分の答え」を出すための手がかりに過ぎません。
さらにビジネスにおける「自分の答え」とは、ユーザー心理を理解してこそ選ばれる起業家になれるのです。
このユーザー心理とは、やはりプロに相談しながら進めなければ迷子になってしまいます。
だからこそ、僕のような存在が人生を変えるきっかけになるわけで、真面目に取り組んできたプロセスがあるならば、「大化け」する可能性が非常に大きいと言えます。
なぜならば、真面目な人は人に好かれやすいから、です。
真面目な性格を活かそう
幸せに稼ぐ生き方には3つのSTEPがあり、
<STEP1>自分を生きる
↓
<STEP2>自分の居場所
↓
<STEP3>幸せに稼ぐ
と言う3STEPがあります。
これは、自分を生きることで自分の居場所が作れ、自分の居場所に興味や関心を寄せてくれる人に対してサービスをご紹介していくことで、「商品が売れていく」わけです。
つまり「自分には何かが足りない」と思うことが減っていくのです。例えば、コーチングを本業としてる方で、収益の半自動化に成功してる人はほぼ例外ないくらいこの3STEP通りに進んでいますね。
もちろんコーチング業でなくても、塾やサロンのみならず、料理教室やヨガ講師などあらゆるジャンルの方がこの3STEPを使っていけば、「収益の半自動化」ができています。(クライアントの事例より)
- 集客しなくても、自然と集客ができてしまう
- セールスしなくても売れる仕組み
といった、ありきたりな表現になってしまうのですが(笑)、そんな現実が手に入ってる人も、例外なく上記の3STEP通りにビジネスを展開しています。
「何かが足りない」と考えるより「何かを生み出す」ことを。
この記事を書いた今朝も、クライアントから嬉しい報告がありましたが、真面目な人ほど凡庸ではなく個性を打ち出していくべき、です。
つまり、真面目な人ほど自分の居場所さえ作れば、幸せに稼ぐことができます。
と言うのも、人に好かれることはもちろんですが、真面目に取り組んできた人は、これまでたくさんの経験値を得てきたはずだから、です。
「凡庸やありきたり」なラインから、想像以上の自分と出会うには「自分の答え」を作ることも必要です。それと同時に、「ユーザー心理」を掴むことで、収益の半自動化への道のりはグッと近づくに違いありません。
「答えを求めるのではなく、自分で答えを作り、その答えを世の中のスタンダードにしていく活動をする!」ということなんです。
世の中のスタンダードにしていくことは、すなわち「自分の居場所」を広げていくことに他なりません。
リアルでもオンラインでも、「自分の言葉」を拡散していけば、今の時代は「自分の居場所」は広がりやすい世の中です。
ほんの小さな一歩から人生が変わります。
やってやれないことはありません。
頑張っていきましょう^^