起業したいけど売れる商品の作り方が分からない・・・
そう悩む人は少なくないはずです。
いざ自分の商品を作ってはみたものの「売れないのでは?」と不安げになることも。
僕はこれまで7年以上、起業家として活動してきた中で自分の商品を作る方法や成功事例をたくさん見ていきました。
すると、売れる商品には売れる商品なりの共通点があったのです。逆も然りで、売れない商品にも共通点がありました。
この記事で、起業で商品の作り方やアイデア、ノウハウなどをお伝えしていきます。
最後までじっくりご覧ください。
目次リスト
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自分の商品の3つの作り方
自分の商品をどのように作れば良いのか分からず、思うように動けてない人をたくさん見てきました。
コンサルティングやプログラムを通じて、色んな業界の方々の「起業したいけど商品の作り方が分からない」というご相談をたくさん受けてきました。
起業するからには売れない商品よりも、売れる商品を売っていきたいですよね。。。今から売れる商品の3つの共通点をご紹介していきますね。
(1)とにかく人に話を聞きまくっている
売りたい商品ほど、商品に対して思い入れが強くなっていきます。思い入れが強くなれば強くなるほど、どうなってしまうのか?
それは、売れない商品になってしまうのです・・・
恋は盲目・・・という言葉があるように、強い思い入れは人を盲目にさせてしまうのでしょう。
「この商品を売っていきたいんだ」
「こんなサービスがあれば世の中はよくるんだ!」
と、ついつい自分目線が強くなってしまい、相手目線がどうしても抜けてしまうのです。
それだけでなく、自分目線だけで「この商品が売れるだろう」と人に聞く前に勝手に自己判断で決めつけてしまうのはとても危険です。売れる商品が作れない人の解決方法は、人の話を聞くことで解決します。必ず。
当然ですが、起業して商品を売るには、お客さんが欲しい商品でなければなりません。お客さんが欲しいと思って頂ける商品を作るためにも、とにかく人に話を聞きまくること。
人の話を聞いていくうちに、あなたのお客さんが欲しい商品が自然とわかってくるでしょう。
例え、自分の商品がまだなくても、人の話を聞いていくうちに「この人には、自分が力になれるはず」と確信を持てるようになるはずです。
僕自身も、メルマガで頂いたお便りで話を聞いてみたり、足を使って人の話を聞いています。その積み重ねが、「売れる商品の作り方のみならず、売れる商品を作る方法やノウハウ、さらにアイデア」に繋がっているんだと思います。
人の話を聞いていくポイントとして、
・その人が持つ「悩み」について
・使ってる商品で「不便」を感じるところ
・受けているサービスで「不満」を感じるところ
・将来や今の生活に「不安」を感じるところ
(2)商品に強いオリジナルを最初から求めていない
起業で商品の作り方の2つ目として、「最初から強いオリジナリティを求めない」ということが挙げられます。なぜならば、オリジナリティとは、積み重ねによって生まれるからです。オリジナリティに強いこだわりを持ってしまうと、どうしても「お客さんが欲しい商品」とは離れてしまいます。
それだけでなく、オリジナル性にこだわってしまうと、膨大な時間がかかってしまうため起業して商品を売る時に大切な「相手理解」ができなくなります。
起業家にとって、「相手理解」とはとても大切です。なぜならば、「自分の商品の役割」を理解する必要があります。
その役割とは、人を幸せにすること。
例えば、
・自分の商品で人の悩みを解決させる
・自分の商品で人の欲求を満たしていく
自分の商品の作り方が分からない時、この2つにフォーカスして考えてみてください。フォーカスして商品を作っていけば、オリジナリティは自ずと出てきますから。
まずは、商品を作るときの考え方として、上記の2つは必ず大切なので覚えておきましょう。
(3)試行錯誤を繰り返している
起業で商品の作り方として3つ目。売れる商品は「必ず」と言って良いほど、試行錯誤を繰り返しています。
例えば、ブログ記事にしても記事を書いて、読者の反応をとても良く観察するのが「選ばれる起業家」です。反応を見ながら、読者が求めている記事を分かるまで試行錯誤しているのです。
しかし、埋もれる起業家はブログを書いて反応がなければ、「自分はダメなのか・・・」と落ち込まなくて良いところを落ち込んでしまうのです。できるまでやり続けるのは大切ですが、試行錯誤を重ねながら「選ばれる起業家」へと近づいていくのが王道です。
最初に挙げた「人の話を聞いてみる」ことで、あなたに求められるリソース(スキルや強み、才能)が見えてくるはずです。あなたのリソースは、自己判断ではなく相手理解によって深まっていくはずです。だからこそ、自分一人で悩まず、考え込まず、抱え込まず、プロに相談するなど解決してもらいましょう。
選ばれる起業家として商品を作る時の心構え
ここまでは選ばれる起業家としての共通点として、商品の作り方をみていきました。
ここからは、商品を作る時の心構えなどについてお伝えしていきます。
商品を作る前から強みやウリはあまり気に拘らなくて良い
メルマガで良く受ける相談の一つに、「自分のウリが分かりません」というものがあります。最初からウリが明確な人の方が圧倒的に少ないです。なぜならば、あなたの強みやウリは、相手理解(顧客理解)によって生まれるものだからです。
選ばれる起業家は、ウリや強みを断定せず試行錯誤しながら、「とりあえずやってみよう」精神で行動を積み重ねていきます。しかし、埋もれる起業家はウリや強みが決まるまで行動しようとしません。それだと、一生ウリや強みは分からないまま時間だけ過ぎ去ってしまうのです。
そもそもとして、「自分の商品は、お客さんのものでもある」という理解があれば、自己判断で完璧な商品を作ることはないはずです。つまり、あなたのウリや強みとは、自分の商品がお客さんの手元に届いた時点で分かるものなのです。
問い合わせが来て商品を作るのもアリ
僕は、コンサルティングメニューなどは、お問い合わせを頂いてから作成するようにしています。「完全オーダーメイド」でのコンサルティングなので、その人だけのオリジナルカリキュラムを作成しているからです。
面談で悩みや不安や不満など、とにかく話を聞いていくうちに解決策が分かるからです。解決策が分かった上で、カリキュラムを作成していけば、相手のためになるのです。もちろん、コーチングメニューも同じく、とにかく相手の話を聞いていけば解決策が分かります。
選ばれる起業家の心構えの一つとして、「問い合わせが来てから商品を作る」ことも挙げられるでしょう。だからこそ、最初から一球入魂のごとくリリースする前に完璧を求めるよりも、前もって売れる商品だと分かった上で、リリースするのが選ばれる起業家流の商品の作り方なのです。
まとめ
選ばれる起業家の商品の作り方についてみてきました。いかがでしたか?
ビジネスの基本は、人を幸せにすること。お客さんが抱える悩みや不安、葛藤などを「あなたの商品」で解決するのがあなたの役割なのです。
そのためには、人の話を聞いていくうちに、「もっとこうしたい!」「こんな商品を作るべき!」という志に気づくはずです。(少なくとも、僕はそうでした)
だからこそ、最初から完璧さを求めるよりも試行錯誤を重ねながら、一歩一歩と「選ばれる起業家」へと近づいていくのが王道なのです。