- 2020年5月19日
自分の気持ちがわからない理由と自分探しの方法について
ナカタケこと中野丈矢です。
幸せに稼ぐ生き方とは、「好きなこと」×「それができる専門性」×「”キミ”から始まる物語」です。
「好きなこと」というのは、文字通り好きなこと。
しかし、多くの人が「本当の自分探し」や「好きなこと探し」に多くの時間を割いています。
好きなことでお金を得るところまでたどり着かない、という声も良く聞きます。
その理由を聞いてみると、「自分の気持ちがわからない」「本当の自分に気づけない」というものです。
- 周りに合わせてしまう
- 考えてばかりで感じることができない
- 自分の気持ちに自信が持てない
という共通点があります。
この記事では、「自分がわからない」という疑問から、「自分探しの方法」について述べています。
Outline
自分探ししない生き方
「自分の気持ち」って、どこにあると思いますか?
赤ちゃんの頃から、成人するまであなたを育ててくれたご両親なら、「こうだよ」と答えてくれるでしょうか?
それとも、「教育のプロ」とも言うべき学校の先生に聞くと、「こうした方が良い」と答えてくれましたか?
僕自身、親や先生に聞いても、「これだ!」という明確な答えなんてもらえませんでした。
今でこそ、「好きなこと」×「それができる専門性」=幸せに稼ぐ生き方として、人に教える仕事をしてますが、
・本当の自分ってどこにいるのか?
・自分が好きなことって何だろう?
・自分の気持ちってなんだろう?
と明け暮れていた時期もありました。
いわゆる「自分探し」してました。
皮肉なことに、自分探しすると、自分をますます見失ってしまうのです。
「本当の自分はどこにいる?」「自分の気持ちってなんだ?」と、答えを外に求めていると、人生の迷路に入り込んでしまうのです。
答えをハッキリ言いますと、本当の自分なんて、外にいません。
自分の気持ちも自分の中にしかありません。
考えすぎると感情に蓋をしてしまう
スマホでたくさん情報を取り入れても、頭では分かったつもりになります。
頭で分かった「つもり」になると、本当の自分には気づかず、感情が分からなくなります。そうなると、ますます人生の迷路にどっぷり入り込んでいきます。
確かに、学校の勉強ならば、教科書に書いている内容を暗記すればいい。
また、進路相談なら、「この学校が良い」とある程度は道先を示してくれます。
しかし、大事なのは「自分はどう生きるか?」ということ。
学校の勉強ならば、質問すれば答えてくれますが、生き方のヒントはもらえますが、答えはもらえません。
これは先生のみならず、親に聞いても「答え」は分かりません。
例え、親から「お前はこう生きろ」と言われても、あなたの人生です。親の人生を生きるために生まれてきたわけではありません。
また、あなたの身に何かが起きても、責任を持てるのはあなた自身です。
最終決断も、あなた自身。つまり、人生の主導権はあなたが握っているのです。
大人すら納得のいく生き方を知らない?
親や先生に、「どう生きれば良いのか?」という質問をしても答えがもらえないのは先述の通りです。
では、どうして「自分が納得する答え」がもらえないのか?
もちろん、最終決定は自分自身で下すのですが、もう一つ答えがあります。
それは、親や先生自身も迷いながら生きている、ということ。
人生の先輩ですら、「どう生きたら良いのか?」と迷いながら生きています。
高度経済成長期ならば、国や会社が「こう生きよう」という指針を与えてくれました。
これが「幸せな生き方」なんだと。
しかし、時代は変わって、個人の幸せや生き方は、国や会社が教えてくれません。
昔と今では生き方が根底から違う
昔と今はまったく違います。
その違いとは、幸せを捧げてくれた昔と、幸せは自分で捧げる今。
今や、個人の力で国や地域に幸せを捧げる時代とも言えます。
生き方なんて自由で、自由だからこそ自分で決められます。
これは、「好きなことをやる」ことも同じです。
「好きなことは何だろう?」「自分は何を感じてるのか?」という疑問も、外に答えを求めてしまうと、自分探しの罠にどっぷりとはまり込んでしまいます。
自分探しの旅とは、自分で出した答えをアップデートし上書きしていく生き方です。
個人メディアを持つことでテレビタレント並みの影響力を誰にでも与えられている時代でもあります。
YouTuberなど、昔では考えられない職業が今、人気の職業となっています。これも「自分の生き方すら、自分で答えを出すという時代」になった証拠でもあるのです。
ですので、好きなこと探しに明け暮れるよりも大事なのは、「こう生きる!」と自分で決める勇気。
周りの意見や反対を押し切った先に、幸せに稼ぐ生き方が待っています。
・反対されたからこれまで通りに生きる
・反対されても幸せに稼ぐ生き方を選ぶ
この2つの選択肢が、あなたは今、下さなければいけません。
自己ベストを更新すればいい
これまで述べてきたように、答えを外に求めるのでなく、自分探しするのでなく、生き方や幸せは自分で決める時代です。
「自分はどのように生きるのか?」という答えは、自分と社会との接点こそ生まれます。
その接点とは、役目(コア)です。
「自分はどう生きるのか?」という答えを探すのも、人間の本能です。
なぜなら、誰しもが役目(コア)を持って生まれてきたからです。
自分探しするのも、好きなことや自分の才能を探すのも、自分に役目(コア)が与えられているからだと、潜在的に知っているからではないでしょうか?
そうでなければ、自分探しや才能探しせずに、働くことに疑問を持たずに生きているからです。
「疑問を持つ」のは、とても素晴らしいことです。
なぜなら、世紀の大発見は、素朴な疑問から始まったからです。
「どうして、もっと使い勝手良くならないのか?」
「こんな商品がなぜないのか?」
といった疑問が、世紀の大発見となっています。
あなたも「これでいいのか」と疑問を持ち続けてください。
疑問を持ち続けることが、本当の自分への正しいルートであり、幸せに稼ぐ生き方への最短距離でもあるのです!
一度出した答えに自信を持ち、暫定的でもいい。
アップデートし続ける姿勢こそが、本当の自分に還る物語であり幸せに稼ぐ生き方でもあるのです。
また、役目(コア)の他に、教育・影響力という要素を掛け算することで、人生と事業の底上げをしています。
マスタールーティーンといいますが、コチラの記事にまとめているので、ご覧ください。