人と比べるのは無意味?魅力のある人は人との違いを受け入れている
ナカタケこと中野丈矢です。
資本主義社会は、いわば競争することで富を生み出す構造です。 そんな社会システムの中で生きてると人と比べることが当たり前になってしまいます。その結果、優劣を見極める傾向が強くなりがちな現代人が多くなってます。
収入や肩書き、住んでる地域など、人と比べる要素がたくさんありすぎて、人と比べることが習慣化しています。
一方で、あなたが「魅力ある人」だと感じる人は人と比べて一喜一憂してますか? むしろ、人と比べることに無意味さを感じてるはず。 では、どのようにすれば人と比べることを無意味に感じれるのでしょう?
この記事では、人と比べてしまって自分の才能や強みを感じれず生きてる人が、自分らしさを取り戻し、自分でビジネスをするまでのプロセスを基に、人と比べてしまう人の心理や人と比べることの無意味さ、そして人との違いこそ価値である事を解説しています。
Outline
人と比べてしまう人の心理
ついつい周りと比べてしまって、自分を見失ってしまう人がやるべきことは、 「まずは人生のテーマを決めることから、スタートしましょう」 っていう話をしたいと思います。
人と比べてしまう人は、とっても頑張り屋さんなんですね! それ以上に、真面目です。
そんな自分を変えようと、誰かに相談しても、「もっと肩の力を抜いたらいい」とか、「リラックスする時間も必要だよ」とかアドバイスされますね。
人と比べて自分を見失う人は、とっても頑張り屋さんで真面目です。
アドバイスされたことを鵜呑みにしてしまい、「肩の力を抜くって、どうやればいい?」とか、「リラックスしたいけど、常に緊張している」とか、グルグル思考に陥ってしまいます。
そんなグルグル思考を抜け出すには、人生のテーマを決めることで、 解消に向かえるのですが、まず気づくべきポイントが一つあります! それは、優劣なんてない。あるのは「違い」だけ。というポイントです。
優劣はない
僕は、様々な業界の方と、関わらせて頂いてますが、本当に優劣なんてなく、あるのは違いだけだと、つくづく感じさせられています。
例えば、 パソコン世代(2〜30代)と言われる層は、どちらかと言えば、 「漢字が苦手な世代」と言われてます。 「みかんって、感じではどう書くんだっけ?」と、わざわざ思い出す必要もないのです。
難しい漢字を覚えてなくても、「みかん 漢字」と検索すれば「蜜柑」と出てきますから。 (実際に、検索しました笑)
漢字が苦手な世代を見て、60代以降の方々は、「最近の若者は、漢字が読めん!」 と感じる人もいます。 けれど、60代以降の方々は、パソコン世代と比べると、 パソコンが使えなかったり、「ボタンが多いから」という理由で、ガラケーを使う人も少なくはありません。
僕の父親は、 60代以降。
ようやく昨年、スマホデビューしました。
実家に帰るたびに、「これ、どうやって操作するねん?」 と聞いてきます。 孫の写真を保存したいらしく、フォルダを作って保存する手順を伝えました。
その手順の方法も、 紙に書いておきました。
・・・・・。
このように、パソコン世代はパソコンが使えます。 父親世代は、たくさん漢字を知ってますが、パソコンが苦手に感じる人が多いようです。
つまり、パソコン一つを見てみても、「優劣なんてなかった」のです。
もしも、 「漢字の読み書きできない奴はダメだ!」と言われてきたならば、「読み書きできない自分は、なんの取り柄もない」というセルフイメージを強く持ってしまいます。
人は1日に6万回思考するからこそ・・・
周りと比べてしまい自分を見失う人は、とっても頑張り屋さんで努力家。 真面目なので、人から「ダメ」と言われたことは、頭の中で何度も反芻(はんすう)します。
人は1日に約6万回、 思考します。
「自分は何の取り柄もない」と 何度も反芻してしまうと、自分を見失ったり、 自分が劣っているように感じたり、人に褒められてもなかなか受け入れられないのです。
「優劣はなく、違いがあるだけ」 と分かっていれば、 例え誰かに「ダメだ」と言われても、その人にとってダメでも自分には当てはまらないと、セルフイメージを保てるわけです。
このセルフイメージは、人生を変えるためには直結しているのです。 ビジネスでは価値を提供するのは基本原則です。
自分の商品で価値を提供して、 お客さんに喜んでもらうことで、 エネルギー循環させていけるのです。
そもそもとして、価値の正体とは何なのか?
これに気づかなければなりません。
「人と比べることは無意味」であることに気づこう
価値の正体とは、まさに「違い」だったのです!
人と比べてしまって、自分を見失う人は、 他者との違いを見つけていけば良いのです。 たくさん見つけていけば、 セルフイメージも上がり、 本当の自分にも気づけるのです。
都会では味わえない贅沢
ゼロ状態から電子書籍を、 出版した人の話をしたいと思います。 この方は、僕の起業初期の頃に出会った方です。
それは、僕が知人の経営者の方に 「中野くん、今度イベントやるからサービス提供してみない?」 と言ってくださったのがきっかけで、 愛知県豊橋市まで出張したことがあります。
当時は本当に稼げなくて、 金銭的にも「いくかどうか」を悩んでました。
けれど、 「人生を変えるためには環境を変えることが必要だ」 と言われたのがきっかけで、 「経験をお金で買えるなら、何だって経験してみたい!」 と思うようになったのです。
今でこそ新幹線で行きますが、 当時はJRの新快速に乗って、 愛知県豊橋市まで行きました。 今思えば、とても良い経験です。
新幹線では味わえない景色を、 たくさん見ることができたのですから。
神戸から大阪を出て京都へ着くと、 その土地に住む方々の顔が土地によって違うことに気づいたのです。
それだけでなく、 京都を抜けて岐阜県に突入すれば、 電車が駅についてドアが空いてる瞬間、 車内に入ってくる空気が、とっても美味しく感じることができたのです。
普段、排気ガスを吸っていることもあるでしょう。
街には街の良さがあり、 地方には地方の良さがある。
まさに、優劣はなく、あるのは違いだけだと思います。
取り柄のない人なんていない
イベントが始まる前は 「お客さん、来てくれるかな?」と心配してました。 いざ、イベントが始まれば、 そんな心配がウソのように、 行列ができていたのです!
その行列に並んでた1人の話ですが、 (前置きが長かったですね。ここからが本番です)まさにその人は、今回の記事で伝えてる、 「人と比べてしまって、自分を見失ってる人」 でした。
「何をしても自分は価値がないと感じます」 と、 開口一番に伝えてくれました。
その方とお話しさせて頂きました。
普段は、OLとしてご勤務されていて、 「自分は何の取り柄もない」と何度も仰ってました。 しかし、お話をさらに聞いていくと、褒められた経験や、喜んでもらった経験も たくさんあることに気づいたのです。
人から褒められても、 真面目な性格が受け入れさせてくれなかったのです。 人と比べてしまい、 自分が劣ってるところにばかり、 意識が向いていたのです。
人は1日に約6万回、 思考するので自分をダメだと思えば思うほど、 「人より劣ってる」というセルフイメージが習慣化してしまいます。
イベントで、この方の悪循環を断ち切ることができたのです。 「その後、どうなったのか?」という結論ですが、電子書籍を出版されました。
人から褒められた経験を、 たくさん見つけていったのです。 書くことをお母さんや、 学校の先生によく褒められていたのを教えてくれたのです。
さらに進めていくと、 「人と比べていたのは、周りと同じじゃなきゃいけないと思い込んでいた」 とも、 気づいたそうです。 まさに、人生のテーマを決める土台が出来上がったのです!
周りとの違いが魅力である
この方は人生のテーマに向かって、 進みだしたのです。 それは、 お母さんや先生など、 いつも親身になって接してくれる人との思い出が、 パラダイムシフトさせてくれたのだと思うのです。
そうでなければ、 きっと電子書籍を出版することは出来なかったと思うのです。「電子書籍を出しました!」というご連絡を頂いたのは、 それから数ヶ月経った頃だったと思います。
頂いたメールを見て、とっても嬉しく感じました。 僕自身も、「人の役に立てたんだ!」 って思えたのですから^^
人と比べずに生きる事で、自分の強みや才能に気づけます。それらは人と比べて見つかるものではありません。むしろ、人との違いを受け入れたからこそ、自分らしさを取り戻し、自分の強みを発揮したビジネスができるのです。