コロナでさらに二極化が加速しています。売上が上がる人もいれば、そうでない人とでハッキリと二極化しています。
なぜ集客力がある人とない人とで、どうして分かれてしまうのか?
その理由は、「顧客との約束を守れてるかどうか・・・」
たったこれだけなのです。
そう聞くと、
- ちゃんと守ってますよ!
- お客さんに喜んでもらってますよ!
という方もいらっしゃいます。
そんな方こそ、さらに影響力を上げて集客するには個人をブランド化させることで集客の悩みが減っていくと思いませんか?
特に、サロンやコーチング、セラピストやカウンセラー、さらにコンサルタントが集客するには個人のブランド化が必要だったのです。
では、個人のブランド化とは何なのか?どうして必要なのか?
この記事でお伝えしていきます。
最後までお付き合い頂けたら、と思います。
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なぜ個人のブランド化が必要なのか?
個人起業家が集客するには、個人のブランド化が必須です。
ブランドの語源は、「刻印を付ける」という意味です。つまり、「その人」であると分かってもらえるのがブランド化だったのです。
例えば、ブランドの代表例である「ルイ・ヴィトン」。この名前を聞いて、知らない人はまずいないでしょう。高級ブランドとして長年、君臨しているからです。
なぜならば、「ルイ・ヴィトン =高級ブランド」として、愛されているからです。
本題のブランド化についてお伝えする前に、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」がどのように構築されていったのか?
まずはこの辺りを見ていきたいと思います。
高級ブランド「ルイ・ヴィトン 」の伝説
ルイ・ヴィトンの伝説として「沈まないトランク」との異名があるのをご存知でしょうか?
「沈まないトランク」とは、かの豪華客船タイタニック号で沈没事件が起きても、ルイ・ヴィトンのトランクだけは沈んで無かったのです。
沈むどころか損傷せず海に浮いていたそうですが、これは映画では語られなかった伝説ですね。
また、ルイ・ヴィトンは高級ブランドとして世界中に広まっています。
多くのセレブたちが愛用しているルイ・ヴィトン。
モデルのローラさんや、ベッカムなどのスーパースターだけでなく、多くのハリウッドスターたちも愛用している高級ブランドです。
では、どうしてルイ・ヴィトンがセレブたちに愛用されているのか?
そもそも「ブランド」って何?
デザイン性も高く、機能的で長持ちするという理由ももちろんあります。しかし、それらだけでは高級ブランドとしては物足りない。さらに奥深い理由があるのです。
それの理由は、
「ブランドとは顧客への約束」
だからです。
つまり、タイタニック号が沈んでも、「沈まないトランク」という約束を顧客にしているからこそ、ルイ・ヴィトンの名が今でも世界中に伝説として語り継がれているわけです。
今でこそ、「スマホ一台で稼げる」「1日30分で会社員を卒業できる」というキャッチフレーズが出回ってますが、自分で稼ぐにしろ、会社員を卒業するにせよ、「顧客への約束」がなければその夢は一生叶いません。
ブランド化ができず、集客できないからです。
だからこそ、「簡単に稼げる」という聞こえの良い言葉に流されてしまうと、個人のブランド化はどんどん遠のいてしまうでしょう。
その辺りは、下記の関連記事にて詳しく述べているのでご覧ください。
個人のブランド化が集客に繋がる理由
ここまでは高級ブランド「ルイ・ヴィトン」を例に、ブランドの定義について確認してきました。
ブランドとは、「顧客への約束」でしたね。
その人がブランドかどうかは、自分が決めるのではなく、相手がブランドかどうかを判断してくれるのです。
お客さんがあなたのことを、「ブランド」と判断してはじめて、あなたのブランド化に成功できるわけです。
ここからは、個人のブランド化が集客に繋がる理由について見ていきましょう。
集客できない理由は絶対にある
あなたが個人ブランドとして活躍する手順として、
- あなたの価値を全く知らない人に知ってもらう
- あなたの価値に気付いてもらう
- あなたが価値を提供する
- お客さんに喜んでもらう
- ブランド化
つまり、ブログを書いても集客できない人や、SNSを更新しても集客できない人の原因は、ブランド化できていないのが原因だったのです。
しかし、1〜5の手順を踏んでいけば、「ブログを書けば集客できる」「SNSを更新するたびに集客できる」という想像以上の自分と出会えることを意味するのです。
また僕は、「ブランドは一夜にして成らず」と考えてますが、「ホームページさえ作れば集客に困らないだろう」と考えるのも、とても安易な考えです。ブランド化できてなければ、いくら綺麗なホームページを作っても集客に悩み続けてしまいます。
では、個人をブランド化させる手順以外に何が必要なのか?
ヒントは、相手がブランドかどうかを決めてくれるです。
個人ブランドを手に入れよう
「ブランド」という言葉はマーケティング用語ですが、ブランド化の必要性が高まってきたのは1980年代。
日本ではちょうどバブル期真っただ中です。
大量生産・大量消費の時代に「ブランド化」させることで、「選ばれる商品」を市場に出回せていたのです。同じ商品を同じ価格で提供していたこの頃に、ブランドという言葉もビジネスで用いられるようになったのです。
今では、企業だけでなく個人レベルでもブランド化させることで、選ばれる起業家になれるのです。つまり、個人をブランド化させることで、売れるビジネスを意図的に作り出せるのです。
また、「個人ブランド」という言葉が出回って久しいですが、その定義は変わってきています。
ブランド化させるには、
「差」を生むためでなく、
「違い」を魅せつけるのでなく、
「自分を伝える」ために行うこと。
つまり、「顧客への約束=自分を伝える」ことが個人をブランド化させる成功の秘訣だったのです。
ホームページを作っても集客できないのは、あなたの価値を適切に伝えきれてないのが原因だったりします。思い込みではなく、リサーチすることで、お客さんが求めている価値に気づけますが、リサーチもブランド化への近道なのです。話を少しだけ遡りますが、バブル期は役に立つものが選ばれる時代でした。
日本製品は役に立つ物を作らせれば世界一。
「良い物を安く」というブランド化に成功できたのが当時の日本だったのです。日本のみならず、世界中が「安くて良い商品」が求められていたからで、「良い物を安く」という日本ブランドが広がれば広がるほど、日本企業が成長していったのです。
そんなこともあってか、「Japan as No.1」という言葉もニューヨークのウォール街にも出回ったそうです。
ブランド化させるには「相手に意味がある」価値を与えよう
そこから時代が変化し、人々の心理的変化に伴い価値も変化しました。その理由は、時代が求める価値が、「役に立つ」から「意味がある」にシフトチェンジしたからです。
例えば、フィギュア(人形)。
本人にとってみれば、とても「意味がある」もの。
しかし、周りからすれば「意味がない」もの。
最近の漫画ならば、鬼滅の刃の煉獄さんが好きなのですが、煉獄さんのなら「部屋に飾ってもいいかな・・・」という心理も、僕にとっては「意味がある価値」です。
フィギュアなんて、役に立つどころか部屋のスペースを取るだけですからね(笑)
役に立つかどうかよりも、自分にとって意味があるものが欲しいわけです。
Apple製品も、スティーブ・ジョブズの「STAY HUNGRY!」というスタンフォード大学の卒業式のスピーチも有名なように、ジョブズそのものが「ブランド化」に成功していたのです。
日本製のパソコンの方が、バッテリーは長持ちすることもあり、役に立つのは間違いありません。
しかし、時代は顧客にとって意味があるアップル製品を選んだ。単に役に立つ物が、価値ある時代ではなくなったのです。
個人でもブランド化に成功するには、「役に立つ価値」に加えて「相手にとって意味がある価値」をも提供させる必要があるのです。
ルイ・ヴィトンが今でも高級ブランドとして君臨しているのも、「沈まないトランク」に加えて、「ヴィトンを身に着ける自分が好き」といった自分にとって意味があるからです。それもセレブ層に。
集客力がある人ほど顧客との約束は守っている
個人起業家でもブランド化に力を注ぐ人も数多くいますし、起業塾では必ずブランド化のテーマは必ず出てきます。
個人でもブランド化に成功させるには、もう少し込み入った内容が必要です。
先に、ブランド化とは、
「差」を生むためでなく、
「違い」を魅せつけるのでなく、
「自分を伝える」ために行うこと。
と言いましたが、一つ付け加えれば「ブランドとは成果である」ということ。つまり、成果とは、今日まで積み上げてきたプロセスのことです。
ブランドとは成果でもある
例えば、Instagramで毎日更新しているならば、
・毎日更新
・毎日増えるフォロワー
・インスタ映えする写真
etc・・・・
といった全ての積み上げてきた物がブランドなのです。
つまり、個人ブランドとは、ないものを魅せつけるようなテクニックではなく、ましてや誇大広告でもありません。
もちろん、相手にとって意味がある価値を提供するのは確かなのですが、これまで何の積み上げもない人が急にブランド化できる・・・というわけではありません。
数ヶ月だけ頑張って、ブランド化できる人と、そうでない人、あるいはもう少し時間がかかるけど必ずブランド化できる人とで、分かれてしまうのもそういった理由があるのです。
まとめ
努力は人を裏切りません。
もし、裏切るとするならば、それは諦めた時。
仮に、未だ努力が実を結んでなくても、それはただただ顕在化してないだけ。
ちゃんとエネルギーとして、溜め込んでいるはずです。
それはまるで、大木(たいぼく)を空に向かって伸ばすのと同じく、地中の中に根っこを下ろすのです。大木は地中に深く根っこを下さねばなりません。
根っこ(潜在エネルギー=可能性)を最大化させるにも、ブランド化させることが大切です。
つまり、潜在エネルギーを顕在化させることをブランド化と僕は呼んでます。
だからこそ、ブランディングも大切だけど、日々の積み重ねはもっと大切だと言ってるのも、そんな理由があるからです。
(クライアントの方々には、口すっぱく言ってることですが・・・)
日々の積み重ねを大切にしてきた人がブランド化に成功することで、ほんの短期間で人生がパラダイムシフトするクライアントをたくさん見てきました。
その方々は、例外なく、毎日を大切にしていました。
積み重ねの方向性を軌道修正し、正しい積み重ねをお伝えするのが僕の役割の一つとも言えるでしょう。
自分の人生と、深刻ではなく、真剣に向き合ってる人との関わりは心から楽しいと思える毎日です。
社会情勢に左右されない働き方は、日々の積み重ねがあってこそ手に入るもの。
ブランドとは、今日までの成果でありあなたが積み重ねてきたプロセスそのものです。
これからも、積み重ねていきましょう。
特に、風の時代は、日々の積み重ねがとんでもない遠くの場所に連れて行ってくれます^^
努力は裏切りません。