個性的な人は何が違うのか?個性を伸ばす方法を考えてみよう。
個性的な人は何が違うのでしょうか?
周りに合わせれば合わせるほど、自分の個性や自分らしさを忘れてしまいます。その一方で、個性を出し価値を生める、いわば個性的な人にはどうすればなれるのでしょう?
個性的な人は、生まれ持って個性を出してたわけでなく、これまで生きてきた過程において個性を見つけ磨き、その積み重ねで個性的な人として価値を提供しているのです。
この記事では、個性を伸ばす方法やその手順について解説していき、個性を価値へ転換する際に必ず立ちふさがる壁と、その突破口についてお伝えします。
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個性を伸ばす方法や手順について
自分らしさについて考えた事はありますか?
自分らしさと言えば、「キミはそのままで良い」「ありのままで良い」という定義が一般論とされる風潮がありますが、これらの定義をもう少し解釈すれば「そのままで良い」「何もしなくて良い」と誤解されてるように思えます。
自分らしさとは、まさに個性を出すことであり、個性を見つけて伸ばすには手順があります。
個性を伸ばす手順
個性を出すには、- 関心ごとを見つける
- 関心ごとを追求する
- 関心ごとを価値にする
自己否定が強く自分がわからない人へは、「そのままで良い」「君らしくいよう」というアプローチがあるみたいですが、「自分がわからない」を克服するには、自分を知ろうとするしかありません。
自分らしさは誰が決めるのか!?
誰かが、「君らしさとはこれだよ」と提示してくれることもありますが、自分らしさについて定義できる決定権は自分しかいません。親や先生が自分らしさを決めてくれるわけではありません。親や先生に気に入られようとすればするほど、自分らしさがわからなくなって、親や先生はそれを望んではいないのに「どうして分かってくれないのか」と途方にくれることもしばしば。
自分らしく生きるため個性を出すには、「どうして分かってくれないのか」という領域では見出せません。
また、興味関心ごとを持つだけでも個性を出すことにはならず、その興味関心ごとを誰かに喜んでもらえるまで価値を磨き上げることが必要です。
「どうして分かってくれないんだ」と悩むよりも、相手の興味関心を持ってる領域をつかむことも個性を出すには、とても重要なプロセスなのです。
さらに、「個性を出す」という言葉は、何も抑圧されたエネルギーを解放したり、自分では昇華しきれない感情を理解してもらうことではありません。
2つの個性を出すルート
個性を出すにはだいたい2パターンあります。- 相手の興味関心ごとの領域を理解して、相手が求める形(価値)として差し出す。
- 自分を貫いた先に、「あなた」という価値を求められる。
つまり、相手の興味関心ごとの領域から個性を見出すのか、それとも自分の興味関心ごとに相手に興味を持ってもらう事で個性を出すのか、という2パターンです。
もはや優良企業に就職することが「良し」とされた時代ではなくなり、個性を出すことにフォーカスされる時代です。
フォーカスだけでなく、個性を出して自分の力で価値提供していく時代です。興味関心ごとを持つだけでは、個性とは呼べず相手が求める価値を差し出せるまで磨き上げなければなりません。
楽しさばかり追求することも興味関心ごとを持つには必要なステップです。価値を磨き上げるには周りの人と違うことをするので、周りの人たちに価値観を合わせたり、「自分はこんなもんだ」と諦める必要はまったくありません。
- 自分らしさを放棄して周りに迎合する道
- 孤独を引き受けて自分らしさを貫く道
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個性を価値に転換させるスキルについて
ひょっとすると「価値を磨いたけれど、価値を買ってくれる人がいるのか?」と不安もあるかもしれません。ここで少し振り返って欲しいのですが、この文章を読んでくれてるあなたは、スマホかパソコンなどで読んでくれてるはず。
つまり、インターネットで検索したり、リンクを辿ってここまで行き着いたんだと思います。
あなたと相手との橋渡しする道具を使いこなそう
自分らしく生きるため、個性を出すにはインターネットを最大限に活用する必要があり、言葉を通じて「あなた」と「相手」とが出会う場所を作ることで、あなたの価値を理解してくれる人がどんどん増えていく時代です。「あなただからこそ買いたい!」「あなたのサービスを受けたい!」と言ってくれる人が、個人メディアを持つことで、目の前に現れてくれるのです。
個人メディアを通じて情報発信することで、自分の興味関心ごとの領域から、相手の興味関心ごとの領域へと橋渡しができるのです。
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個性的な人は尖っている人
ここまで見てきたように、個性を出して個性的な人になるには、特別な才能や生まれ持つ能力はあまり関係ないことを理解してもらえたかと思います。この項目では、個性的な人が普段考えてることについて、ご紹介したいと思います。
角が立つ存在
日本のことわざの中には、「出る杭は打たれる」という言葉があるように、目立つことを避けてしまう傾向があります。
日本人はもともと島民族で、個人の力を突出させるより、チームプレーが得意な民族です。
組織の中にいれば、なるべく角の立たない存在である方が、面倒に巻き込まれず当たり障りもなく、人に気に入れられる・・・という暗黙のルールじみたことがあります。
しかし、個性を出すことと、当たり障りなく生きることとは真反対です。
人は色んな経験を重ねていく中で、ついつい円満に進めたり、円熟を目指そうとします。また、短所に気を取られてしまい、短所を治すことばかり考えてしまい、長所や個性を伸ばすことを忘れてしまいます。
まずは「自分にしかできないだろう」と思う能力を、人よりもずば抜けたものにすることで、個性が磨かれていき、それがやがて価値になります。
出る杭は出過ぎると叩かれず、むしろ価値になります。
短所ばかりを直そうとしても、その分野は誰かが代わりにやってくれるので、他の人に譲ってみるつもりで個性を伸ばすことに意識ください。
不完全であることへの自覚
個性的な人よりも、数少ない人がいます。それは、オールマイティーな人。それだけ、すべての分野を卒なくこなせる人はいない、ということです。
ですが、ついつい完璧であろうとしますが、完璧な状態はただの幻想です。真面目な人ほど、短所を直そうと努力しますが、時代は短所を直すことより長所や個性を出して、伸ばしていく時代です。
個性を出して伸ばしていくには、「自分は不完全なのだ」という自覚も必要です。「自分はこの分野ならできるけど、あの分野はあの人にお任せしよう」と、仕事をお願いしたりできるのです。
「外注する」とは、本来そのような流れでお願いしていくものです。オールマイティーな存在になろうとすればするほど、個性を失い短所ばかり意識してしまうのです。
個性を価値へ転換するには!?
自分を知り個性を出して伸ばしていくには、価値を受け取る相手も必要です。その相手(お客さん)に、あなたの個性や価値を届けるためには、ストーリーテリングについても知り尽くす必要があります。ストーリーテリングとは、人を巻き込むために必要なスキルで、学べば誰にでも見つけられるスキルでもあるのです。
しかし、自分を知り個性を出そうとしても、届ける方法が分からずに「自分には価値がないんだ・・・」と、自己否定してしまう人も大勢います。
そんな人に取り組んでいただきたいのが、このストーリーテリングです。
そのストーリーテリングにまつわる話題の一つに、神話の法則があります。
神話の法則とは映画に使われる人を巻き込むための鉄板法則で、この神話の法則についてはこちらの記事にて公開してるので、あなたの個性やあなたらしさを存分に表現すべく、この記事に書いてる情報を覗いてみてください。
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