社会情勢が不安定なこともあり、「こうすれば幸せになれる」という幸せの基準がなくなりました。
かつては、
・良い学校
・良い会社
・良い給料や待遇が幸せの基準でした。
今、世の中を見渡せば良い学校に入っても高学歴ニートも増えています。
また、良い会社に入っても体力を失って働いても給料が減る企業も増えています。
その一方で、こんな人も増えています。
それは、ありのままの自分を受け入れることで、自分なりの「幸せの基準」を築く人が増えています。
例えば、
- 数ヶ月で廃業からV字回復させたセラピスト
- 毎月の給料以上稼ぐ会社員
- 好きなことを言葉にして起業
ビジネスコーチ/ビジネスコンサルという仕事を通じて、その方達へコンサルしていくと明らかになったことがあります。
それは、「あるのままの自分を受け入れるには、そのままの自分でいるのではなく、ありのままの自分に近づくこと」ということ。
ネガティブな思い(絶望・無価値感)を受け入れることで、その対局にいるポジティブな思い(希望・夢)を持つ自分がいることに気付けるのです。
その一つ一つの気づきが、「そのままの自分」→「ありのままの自分」へと近づけてくれるのだと思います。
この記事では、ありのままの自分を受け入れるために必要なエッセンスをお伝えしていきますね。
どうぞ最後まで一読頂ければ幸いです^^
目次リスト
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ありのままの自分で生きるとは?
ありのままの自分を受け入れるために、まずは「ありのままの自分で生きる」について考えていきましょう。
「あなたは、”そのまま”でいい」「あなたは、”そのまま”で変えなくていい」という聞こえの良い言葉を聞いたことはないでしょうか?
ありのままの自分を受け入れるには、「そのままの自分」と「ありのままの自分」の違いを知らなくてはいけません。
ありのままとそのままの違いを知ろう
「”そのまま”でいること」と、「”ありのまま”でいること」は全く違うのをご存知でしょうか?
そのままでいることは、ありのままの自分に近づこうともせず、気づこうともしない状態です。ありのままの自分を受け入れられない人のほとんどが、そのままの自分で生きているのです。
ありのままの自分で生きるには、ありのままの自分へ近づこうとすること。本当の自分を知ろうとすることが大事です。そのためには、ありのままの自分を受け入れられるほどの自己肯定感が必要です。
自己肯定感が上がるのは、ありのままの自分へ近づこうとする習慣から生まれます。何もせずにいると、自己肯定感が下がる一方です。
例えば、ダイエットしたいのに、夜中にチョコレートを食べたり、お菓子ばかり食べてると、太る一方ですよね。
また、歌を上手くなりたいのに、練習せず何もせずにいれば、上手くならないですよね。
つまり、ありのままの自分として生きるにも、ありのままの自分へ近づこうとする習慣が大事になってくるのです。
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ありのままの自分を受け入れられない理由
「ありのままの自分へ、一歩でも近づきたい・・・」
そう思いながらも、ありのままの自分を受け入れられない人もいます。それらの人には共通点があることに気づいたのです。
その共通点とは、幼少期に満たされなかった感情や、強いトラウマが根付いていること。
例えば、
- 親から過剰な期待をかけられ背負って生きていた
- 自分だけ理不尽な思いをしていた
- いつも両親が家にいなくて寂しい幼少期を過ごしてた
- 家庭内がとにかく荒れていた
という幼少期を過ごしていると、どうしてもありのままの自分を受け入れることが難しくなってきます。
そのような記憶が強ければ、「自分という存在を受け入れましょう」と言われても、トラウマや嫌な記憶がフラッシュバックするように浮かび上がってくるでしょう。
けれども、そこで立ち止まっていると「そのままの自分」です。
「”一歩でも”ありのままの自分へ近づく」ことが、「ありのままの自分で生きる」ことではないでしょうか?
人の強さは、そんなところにあるのだと僕は思います。
ありのままの自分へ近づくとは?
「ありのままの自分へ近づこう」とお伝えしてますが、ありのままの自分を受け入れるには、なぜ「近づく」なのか?ひょっとすると、あまり聴き慣れた言葉ではないかもしれませんね。
ありのままの自分を受け入れるには、とにかく自分を知ることが必要です。自分を知ることは相手を知ることに繋がります。なぜならば、自己理解が相手理解に繋がるからです。
では、ありのままの自分へ近づくためにどんな自分を知れば良いのでしょう?
この記事では3つのアプローチで考えてみましょう。
- 色んな顔を持つ自分も、”ありのままの自分”
- ネガティブ感情を抱くのも、”ありのままの自分”
- ポジティブ感情を抱くのも、”ありのままの自分”
です。
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
1)色んな顔を持つ自分も、”ありのままの自分”
ありのままの自分を受け入れるには、「色んな顔を持つ自分もありのままの自分」であることを知りましょう。
つまり、
家族に見せる顔も”ありのままの自分”ということ。
友人に見せる顔も”ありのままの自分”
同僚に見せる顔も”ありのままの自分”
お客さんに見せる顔も”ありのままの自分”
なぜならば、人との関係性からもありのままの自分に気づけるからです。それだけでなく、自分一人では、ありのままの自分へ近づくことはできません。
自分の才能や強みも、誰かに価値として与えることで、それが自分の才能や強みだと気づけるのです。やりたいこと探しや、才能の源泉探しに何年も時間を使う人は、探すのをやめて、まずは誰かに与えることからスタートしましょう。
ネガティブ感情を抱くのも”ありのままの自分
ありのままの自分で生きるとは、何も聖人君主になることでも、全くの別人になることでもありません。見たくない自分や、惨めな自分さえ「自分なんだ」と受け入れることも大切なSTEPなのです。
なぜならば、ネガティブな感情をしっかりと受け入れることで、ポジティブな感情も「自分なんだ」と受け入れることができるからです。
これは陰陽の法則で、必ず対局のエネルギーが存在します。どちらか片方だけ受け入れるのは、とても難しいのです。これは「夜だけの世界」、「昼だけの世界」のように現実離れした世界だと言えます。
これと同じように、ポジティブな感情だけを受け入れようとするのは、「昼だけの世界」「男だけの世界」しか知らないのと同じ。そんな世界って、あり得ないですよね。
昼と夜など、対局のエネルギーが存在するのです。
男と女
マイナスとプラス
北極と南極
だからこそ、ネガティブな感情を抱くのも、ありのままの自分だと気づく必要があるのです。
今は例え、受け入れ難い自分が現れても、たった1ミリで良い。少しづつ受け入れることで、ありのままの自分に近づくことができるのです。
ポジティブ感情を抱くのも、ありのままの自分
夢や希望を本音で描くには、対局にあるエネルギー(ネガティブ感情)すら「自分なんだ」と受け入れる必要があるのは先述の通りです。
これは逆に、ポジティブ感情だけを「自分なんだ」だと、片方でしか自分を受け入れてなければ、ありのままの自分の自分を受け入れることは難しくなります。
ありのままの自分を受け入れるには、ネガティブ感情とポジティブ感情との両方のエネルギーが必要だったのです。つまり、今の自分を変えるためにも「そのまま」から「ありのまま」へ進むことであり、その道は時として人と違う生き方へと進むことになるでしょう。
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”そのまま”ではなく”ありのままの自分”へ近づこう
ここまで見てきたように、ありのままの自分を受け入れるには、自分を変えようとする意思も必要です。その道の先に進むには、自分を変えること。自分を変えることで、ありのままの自分を受け入れることができるのです。
確かに、そのままの自分は楽です。昨日と同じ今日を過ごせば済むかもしれません。しかし、挑戦することでありのままの自分に近づくことができ、一歩一歩と歩み続けることが、自分を変えることになるのです。
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まとめ
いかがでしたか?
ありのままの自分を受け入れるには、自分を変えようとする意思と行動が必要でしたね。それだけでなく、ありのままの自分へ近づくことで、想像以上の自分と出会えるはずです。
応援してます!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。