- 2021年4月21日
人生の転換期に起こることとは?人生を変えるため必要なサインしかやってこない。
このページにたどり着いたあなたは、人生が大きく変わろうとしてるかもしれません。
そんなあなたには、「嬉しいニュース」や「ワクワクする出来事」などポジティブな出来事が起こるかもしれません。しかし、人生が大きく変わろうとするタイミングでは、そんなポジティブな出来事ばかり起こりません。むしろ、ネガティブな出来事の方が多くなってしまうのです。
そんな人生の転換期を迎えた人は、心を揺さぶられる毎日を送っているでしょう。自分を保つため、アルコール依存症になったり、暴飲暴食になったりする人もいます。なぜならば、人生の転換期は、これまで自分を守ってくれたアイデンティティが崩壊するタイミングでもあるのです。
つまり、 良い意味でも悪い意味でも、人生の転換期には強制的に変化させらてしまうのです。だからこそ、人生の転換期ではステージをかけ上がる人もいれば、ステージダウンする人もいます。
ステージダウンする人の特徴は、過去の栄光や成功にしがみ付いて「あの時は良かった」と過去の武勇伝ばかり語る人は、その典型例です。逆に、ステージをかけ上がる人の特徴は、過去の栄光や成功すら捨てて、新しい自分になろうとする人がその特徴です。
つまり、前もって、「あっ、これが転換期に起こることだな」とあらかじめ知っておく事が必要ではないでしょうか?なぜなら、転換期の過ごし方次第では、人生のステージが上がることも、逆にステージダウンすることも考えられるからです。
さらに、一見ピンチに思える場面ですら、転換期の過ごし方を知る事でピンチがチャンスに変えてくれるのです。
転換期とは、まさに通過儀式。
古いパラダイムから脱却することで、今の自分を強制的に変化させるために転換期は訪れるのです。このパラダイムシフトを起こすには、転換期のサインに気づき、その波に乗ることがとても大事になってくるのです。
この記事では、僕が約5000名以上もの方へ、ビジネスコーチ / ビジネスコンサルしてきたエッセンスを凝縮させて、『転換期に起こることや転換期のサイン、過ごし方』についてレクチャーしていきますね。
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目次リスト
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人生の転換期に起こる2つの分かれ道
まずは、人生の転換期に起こることについて、具体的にまとめていきましょう。僕がこれまで約5000名以上の方をサポートしてきた中で、人生の転換期に起こることの代表例として4つ挙げてみました。
その4つとは、
- ビジネスの売上が桁違いにアップした
- お客さんの層がガラリと変わった
- 単価を上げても問い合わせが増えた
- 人間関係のストレスが急になくなった
つまり、人生の転換期に起こることはポジティブな出来事しか起こらないのです。なぜならば、人生の転換期に何が起こるか前もって知っているからです。
人生の転換期に起こる分岐点とは?
人生の転換期に訪れる分岐点には2つの道が用意されています。その2つとは、
- ステージが上がる時
- ステージダウンする時
人生の転換期に起こることとして、「ステージが上がる」のは納得できますね。これは人生の転換期に起こることを予め知っていて、その波にうまく乗れる人です。このタイプの人は、どんどんパラダイムシフトを起こしている人です。
では逆に、転換期の過ごし方によっては「ステージダウン」することもあるのです。つまり、転換期を迎えたからと言って、必ずステージが上がるわけでもなかったのです。 過ごし方を間違えれば、ステージダウンすることも十分に考えられるのです。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1)人生のステージが上がる時
転換期の過ごし方を知っておけば、転換期の波に上手く乗る事ができます。そんな人生のステージが上がる時には、どのような事が起きるのでしょう?
この記事では3つのポイントに絞ってレクチャーしていきますね。
- 売上が上がる
- ベストパートナーが見つかる
- 思いもよらぬ仕事が舞い込んでくる
これまで人生のステージが上がる経験をしていれば、このような体験は経験済みかも知れませんね。
ビジネスにも停滞期があれば、成長期もやってきます。 創業してからずっと停滞期の会社なんてあり得ませんし、「創業してからずっとこの会社は成長期なんです!」と言う会社もあり得ません。
転換期の過ごし方で、上手くいくか失敗するかが分かれてしまうのです。 人生のステージが上がる時は、必ず転換期に起こることをあらかじめ知った上で、転換期の波に上手に乗れた時です。
2)ステージダウンする時
転換期には、強制的に変化させられます。つまり、転換期に自分を変えてバージョンアップさせたり、ビジネスに新陳代謝を促すべくパラダイムシフトを起こそうとすれば、人生のステージが上がります。
では、どうしてステージダウンする人がいるのでしょう? それは、「変化への恐れ」です。 変化への恐れは、自分を変えることは愚か、古い体制や価値観にこだわります。その結果、時代の変化についていけず、上手くいってたビジネスでさえ時代遅れになるのです。
今でこそテレワークが普及し出しています。 テレワークによって、「出社する意義」が随分と変わりました。 わざわざ時間をかけて、貴重な朝の時間を通勤に費やすことほど時間の浪費になるのは、自粛中に体験した人は大勢いるでしょう。
しかし、「わざわざ出社しなくてお自宅で仕事ができる」と考える従業員に、コロナ前に戻そうとする社長がテレワークへの理解がなければ、その会社は少しづつ時代遅れになります。
ステージダウンする人の特徴は、無駄なプライドにこだわる人です。 過去に上手く行った事例を持ち出して、時代遅れのノウハウを適応しようとするのは、明治維新で開国した日本で、ちょんまげをして刀を街中で振りかざすことと同じです。
「そんなバカな」と思われるかも知れません。
ですが、時代の変化は急激に起こります。 「まだ大丈夫だ」と慢心していると、あれよあれよと時代の変化に取り残されてしまいます。強い者が生き残るのではなく、変化できる者が生き残れるのです。 特に転換期では、強さよりも変化することが大切なのです。
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人生の転換期に起こることの4つサイン
では、人生の転換期に起こるサインを見極めるにはどうすれば良いのでしょう?人生の転換期を上手に過ごして、ポジティブな出来事を起こすためには、転換期の過ごし方を知っておけば良いです。それと同時に、「転換期は今だ!」というサインも見極める必要があります。
人生の転換期のサインも、大まかに分けると2パターンあります。
それは、
- 外的要因
- 内的要因
外的要因とは、環境の変化によって起こることがほとんどです。「引越し」「転勤」「昇進」「転職」「新規事業立ち上げ」など分かりやすいものがほとんどです。
ですが、実を言うと内的要因の方が、転換期の波に乗るためにはとても重要だったのです。
内的要因とは、「感情の揺さぶり」です。 日頃から、自分と向き合う習慣がある人は、「今が転換期だ」と理解できます。「感情の揺さぶり」について、具体的に知っておくことで人生の転換期に起こることを予め予測することができるでしょう。
この項目では、人生の転換期に起こることを予測するため、4つに絞ってレクチャーしています。
4つとは、
- 自分が自分でなくなる感覚
- 自分や周りに疑いが生じる
- 頭では分かっていても行動できない
- 上手く進んでいた事が、突然と上手くいかなくなる
一つづつ見ていくことにしましょう。
自分が自分でなくなる感覚
感受性が豊かな人ほど、この「自分が自分でない」という感覚を体験しています。昨日までの自分なら、何の疑問もなくルーティーンワークとしていたことすら、違和感を感じ始めます。
中には「飽きっぽい」と言われる人も、きっとそのような体験を何度もしてきたかと思います。「飽きっぽい」というのも、デメリットだけ見るよりも、メリットにフォーカスを当てれば、「感受性が豊か」という特性を発見できるはずです。
自分が自分でないような感覚は、それまで自分を形成していたアイデンティティーを捨てる、つまり過去を手放したことで得られる感覚です。
そんな自分が自分でないような感覚が訪れている時こそ、過去の習慣にとらわれてはいけません。なぜなら、新しい自分を形成しているからで、過去のパターンで生きていれば、人生の流れは悪くなる一方です。
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自分や周りに疑いが生じる
人生の転換期に起こることは、「自分や周りに疑いが生じる」ということも挙げられます。これは「自分が自分でない」というアイデンティティが崩壊することで、物事の判断基準もなくなり、どう判断すれば良いのか分からないからです。「本当にこれで良いのか?」と自分を疑うことも増え、「あの人の価値観と自分は合うのか?」といった周りへの疑いも出始める時です。
また、これまで感じなかった「きっと自分を理解してくれない”だろう”」という感覚も、この人生の転換期に起こることでもあるのです。周囲との摩擦や誤解されることが多くなるのも、ちょうど人生の転換期に頻繁に起きてしまいます。
そんな時は、「自分のすべてを理解してもらおう」と考えるよりも、「今は新しい自分へシフトするタイミング。これまでの人間関係とガラリと変わるんだ」と、どこかで割り切っている自分にもOKを出すことも大事です。なぜなら、人生の転換期で過去に執着することは、人生の流れを悪くしてしまうからです。
では逆に、人生の流れをスムーズに良くするには、変化を恐れない気持ちが大事です。
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行動に移せない自分がいる
この文章を読んでるあなたは、現実を良くしていきたいと思っているはずです。ですから、もともと行動量は他の人よりもズバ抜けているはずです。そんなあなたでも、行動できないタイミングってものがあるのです。「早く行動して、成果を出していきたい」「現実を動かしていきたい」という気持ちとは裏腹に、行動できない自分にイライラしてしまいます。
行動できない自分と、どんどん行動して人生を変えてる友人と比べては、落ち込んでしまうことも。ですが、人生はずっとスムーズに流れていく・・・ということはありません。
あなたにも人生が変わるタイミングが必ずやってきます。
その時まで、じっとエネルギーを高められるのか?そして、人生の転換期のサインに気づけるかどうか?
これが人生を変えるには必要なことなのです。
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人生の転機を活かせる人と活かせない人がいる
人生の転換期に起こることの共通点として、これまで通用してた考え方や、行動パターンでは行き詰まり感を感じることが挙げられます。感受性が強い人は特に、この人生の転換期では「うまくいかない」と感じることが良くあります。
うまくいかないと感じることや、これまで感じていた流れのようなものが「ピタッ」と止まることが、人生の転換期におけるサインなのです。
このサインをちゃんと感じることで、それまでの自分を手放せるのか?それとも過去に執着した生き方を続けるのか?
このどちらの選択肢を取るかで、人生を大きく変えるかどうかが決まるのです。
過去に執着しない
人生の転換期では、過去に執着しないことが大切です。「手放そう」とよく言われますが、手放すことはとても難しく、時間も労力も必要になります。なぜならば、手放すことは、本気でやりきることで手放せるからです。
つまり、
- とことん突き詰めてみたけど、自分には合っていない
- 自分には向いてないと、ようやく諦めがついた
しかし、”手放し難民”もいるのは確かで、無理やり過去を手放すとか、思考を変えることで手放そうとするのは、ちょっぴり違うような気もしています。
何かに挑戦して、最後まで走り切ったり、やりきることもなく、心のどこかにある ” やり残し感 “ をごまかそうとすれば、罪悪感や劣等感に繋がることもあります。
それは、人生の流れを悪くする原因でもあるのです。
何度も過去と同じパターンがやってきてるのなら・・・
人生を変えるタイミングは、いつやってくるのか分かりません。今回逃しても、またすぐにやってくるとは限りません。ですが、過去と同じパターンが何度もやってきているのならば、それは「そろそろ向き合いなさい」というサインでもあるのです。
転職して会社が変わっても、前職の上司と似たタイプだったり、またはまったく違う業種へ転職しても、同じ課題がやってくるのは、紛れもなく「そろそろ向き合いなさい」「克服しなさい」というサインです。
もしも、向き合わずに過去に執着してると、人生を変えるどころか、人生の流れがどんどん悪くなる一方です。
人は今日が一番若くて、その課題を解くにも今日が一番易しいのです。
人生の転機に起こることに気づけても、「明日にしよう」と先延ばしていれば、人生を変えるタイミングを逃してしまうのです。
良いことばかり起きるのではない
人生の転換期に起こることは、決して良いことばかりではありません。むしろ辛いことも起こります。予期せぬお金の支払いや、身内の不幸や酷いイジメにあったりなど、辛い出来事もあったりするのです。
ですが、そんな一見「辛い」と感じる出来事は、人生を大きく変えるチャンスでもあるのです。騙されて多額の借金を返そうと奮起し、数年後には年収1億円を突破してる方もおられます。
また、「自分はブサイクだ」という劣等感が強く、自分を変えようと努力してサロンを開いてエステで独立起業してる方もおられます。
大切なのは、起きたことではなく、起きたことに対してどのように向き合うのか?そして、今は流れが悪くても自分を信じきることができるのか?
人生を変えるのは、この二つのマインドセットが必要だったのです。
人生の転換期のサインを見逃すな!
今回の記事は、人生の転換期に起こることとして、これまで流れていたものが「ピタッ」と止まる感覚がすれば、それは紛れもなく人生の転換期に訪れるサインです。このサインをキャッチして、過去に執着せずに、新しい自分へ振り切ることができるのか?
新しい自分へ振り切ることは、時として辛い出来事も伴います。
ですが、「辛い」と感じる自分を「幸せ」と感じる自分へシフトするためにも、人生の転換期に訪れるサインをキャッチして、大波に乗るためのエネルギーを日頃から高めておくことが必要だったのです。
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時代の転換期
転換期には、これまで述べてきたような個人レベルや、組織レベルでの転換期ともう一つの転換期があります。コロナウィルスがその感染力が猛威をふるい、世界中に感染者を増やしています。(2020年3月現在)転換期には「痛み」が伴うと先にも述べた通りですが、転換期には個人レベルで起きる転換期と、世界規模で起きる転換期があるのです。
個人レベルの転換期には何が起こる?
個人レベルで転換期が起きるのは、アイデンティティクライシスと呼ばれるもので、価値観の崩壊のこと。人生の岐路に立たされた時に、重要な決断をそれも何度も差し迫られることもありますが、「未経験に挑戦」する事が転換期には必要なのです。
転換期に起こることは、「いらないものがなくなる」こと。
つまらない見栄やプライドを置いていかないと、次のステージには進めないのです。スクリーンには過去を焼き増しした世界が映し出されるだけ。
もしも、見栄やプライドを持ったまま、過去の栄光に執着してれば『今が転換期である』ことにすら気づきません。
いらないものを持ったままでは、焼き増しの世界を漠然と眺めるだけでなく、どんどん流れが悪くなって、苦しくなっていくばかり。
ですが、いらないものを捨てた時に、次元上昇は起きるのです。
世界恐慌や第二次世界大戦、明治維新などは、時代の転換期と呼んでも良いはずです。
また、コロナショックも時代の転換期と捉えれば、不安感に煽られず、メディアの情報に振り回されず、「いらないものは何だ?」「どれを捨てて行こうか?」という発想が持てるはずです。
中には、「貨幣経済から、信用経済へのパラダイムシフトだ」という人もいます。物質よりも精神面での豊さに焦点が当たった時代が到来すれば信用経済がやってきます。
混乱した世の中を周りと協力したり、これまでになかったビジネスを立ち上げたり、新しい概念が生まれやすいのも、この時代の転換期に起こると言えるのです。
昨日は無名の新人でも、今日は大物ルーキーになる可能性だって十分にありうるのです!それくらいジェットコースターを上り下りするような気分を味わえるのも、転換期での経験になるのです。
また昨年末(2019年12月)のでは、コツコツとやり続けていたけれど、なかなか日の目を見ない人から順番に、活躍していく時代が2020年だとお伝えしました。
まさに、コロナショックを境に、これまでの社会システムに沿った生き方を変えずにいるのか。あるいは、新時代の幕開けにふさわしいリーダーとして活躍するのか。
このどちらかの選択肢が迫られている、と言っても過言ではないのです。
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