- 2018年12月15日
「働く意味がわからない」という人も年々、増えています。そもそもとして、なぜ僕らは働くのか?
お金のためでしょうか。あるいは、生活費の確保でしょうか。
それとも、持っているスキルや知識を通じて、人の役に立てるからでしょうか?
より良く生きるためでしょうか?
どんな目的にせよ、僕らは働くことで人との繋がりを、持つことができているのではないでしょうか?
目次リスト
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働く意味や目的は、人との繋がりで生まれる
「仕事が人との繋がりを運んでくる」
そう強く実感したのは、僕が会社員から起業した時。この時、感じたのはあれほど嫌で仕方のなかった会社員生活。
ですが、会社に行けば、「おはようございます」と挨拶する人がいます。
しかし、いざ起業すれば、挨拶できる相手などおらず、孤独感が強くなる一方でした。人との繋がりは、仕事だけでなくエネルギーも生んでくれるのだと、この時に強く感じたのです。
自分で繋がりを生む力
繋がりを求めて、ブログをスタートしたのは言うまでもありません。また、当時は「朝活」が流行っていた時期でもあります。
朝7時にスタートする朝活に間に合うように、ライフスタイルを調整しました。
その朝活に参加する人たちは、事業者ばかり。会社を経営してる方もいれば、事業を展開されてる方や、僕のように一人社長として活動してる方など。
つい先日まで、会社員をしていたので、とても居心地が悪いのを覚えています。なぜならば、みんな「自分の意見」を持っていたからです。
自分の意見・・・
と述べましたが、10人いれば10通りの意見があって当然です。
しかし、当時の僕はこの「自分の意見」はおぼろげには持っていたものの、それを言葉にして伝える術を持ってませんでした。
「周りは、僕より先輩ばかり。だから、”ちゃんと”伝えないと」
この考えが、僕をさらに苦しめたのです。
ちゃんとしないといけない。この考えは、まさに完璧主義者が陥る罠。ちゃんとしようとすればするほど、「自分の意見」が分からなくなったのです。
働くことは自分の意見や主張が大切
ここで一緒に考えていきたいのは、「働くことと、自分の意見」について。この二つは、切っても切り離せないものだと、僕は考えています。
なぜならば、働くことは自分の意見を通じて、人との繋がりを生む手段だから、です。
お金はどこから運ばれるのか?
お金や人脈、さらに運も、人との繋がりが運んでくれます。
どんな億万長者だって、人との繋がりがなければ今の地位を築けなかったと思うのです。
会社の経営者やトップも、社員との出会いや繋がりがなければ、経営者ではなくなってしまいます。
これは、どんな職業にも言えることで、プロ野球選手もファンがあってこそ、プロ野球選手。年棒も活躍した分だけ上がりますが、その収入は球場に足を運んでくれたファンとの繋がりが運んでくれるのです。
また、人気選手にもなれば、グッズ販売による収益も上がっていきます。
人との繋がりが収入を連れてくる
余談な話ですが、某元プロ野球選手に聞いた話では、グッズ販売による収入は、球団から支払われる年棒と同じくらいになるようです。
それに加え、CMやスポンサーなどの収入もあります。こう考えただけでも、かなりの金額になるのは分かりますね。
しかし、一流選手であればあるほど、ただ野球が上手いだけではいけません。なぜならば、ファンに喜んでもらうため、ファンサービスも行っていく必要があります。つまり、影響力が増せば増すほど、ファンとの繋がりを大切にしなければなりません。
たまたま球場に足を運んだちびっこ少年ファンが、球場にいる選手と一言でも会話すれば、その時間は一生モノの宝になります。
その少年が、いつしかプロ野球の世界に足を運ぶことだって、十分に考えられるのです。
プロ野球選手=高額年棒
という風に考えられがちですが、その高額年棒はファンとの繋がりによって生まれているのです。
働く意味は、自分で考えよう
このように、働くことは人との繋がりを生む手段だと言えるのです。
つまり、「働かないと生きていけない」「仕事は生活の維持には絶対必要」と捉えていると、どうしても人との繋がりが生まれにくくなるのです。
起業当初の僕は、人脈ゼロ。それまでの人との繋がりは、「会社」というラベルがあってこそ、繋がりを生めてたのです。
人との繋がりを生むためには、「会社名」や「職業」、「役職」では生めません。もし、生めたとしてもその繋がりは、歯車を回すため仕方なく付き合ってるだけではないでしょうか。
繋がりとは?
繋がりを生むためには、働くことも必要ですが、
働くこと=自分の意見を主張する
このことが必要になってくるのです。
自分の意見がないならば、それは誰かの言葉を借りていたのか、それとも主張するのを恐れているのか。あるいは、主張することを許されないワンマン体質な環境にいるなど・・・・
そんな理由が挙げられます。
特に、ワンマン体質の環境に長年、身を置いてれば自分の意見など持つどころか、上司や社長など自分より立場の強い人間の意見を、いかに鵜呑みにしインストールするかが習慣になってしまいます。
これは繋がりではなく、組織の歯車としか見なされてない働き方です。
働く意味や目的は人の役に立つ先に待っている
自分の意見を主張することで、人との繋がりを生むことができます。
かといって、考え尽くせる意見をむやみに語っていけば良いのか?というと、そうでもありません。なぜならば、主張を受け取る相手のことも考える必要があるからです。
また、働くとは、「傍(はた)を楽(らく)にする」という意味が込められています。
つまり、誰かを楽にすることが、本来の働く目的だったのです。
自分を活かす=人の役に立つ
そんな働き方を、幸せに稼ぐ生き方と僕は呼んでいます。
「幸せに稼ぐ生き方」と聞くと、楽して稼げるんだ・・・という印象を持たれがちですが、楽をするのは自分ではありません。
楽をするのは相手。
相手を楽にするだけでなく、自分を活かす道筋を歩んでいくのが、幸せに稼ぐ生き方です。