環境を変えると人生が変わる?自分を変えたい時にやるべきこと

環境を変えると人生が変わる?自分を変えたい時にやるべきこと
ナカタケこと中野丈矢です。

環境を変えると、本当に人生は変わるのでしょうか?

僕はこれまで5000名以上の方と対話してきましたが、環境を変えただけでは人生が変わらなかった・・・という方も。

「人生を変えるには、自分を変えたい」という気持ちも大切です。それ以上に、「自分を変える」ことの正しい知識が必要ではないでしょうか?

この記事では自分を変えることの意味について考えながら、環境に踊らされず、人生をクリエイトしていくプロセスについても、一緒に考えてみましょう。



なぜ環境を変えただけでは、人生は変わらないのか?

 

想像以上の自分と出会うには、僕たちが辿ってきたプロセスを今一度、見直すことも大切だと僕は思います。

過去のプロセスを見直すことで、必ず次のステージへ進むための道筋が見えてきます。これを「シャイニングロード」と呼びます。

シャイニングロードと出会うには、今の自分を変えることから始まります。ここで示している自分を変えることは何も、良い家に住むことや、職業を変えることではありません。なぜならば、内面的なパラダイムシフトを起こすことで、今の自分を変えることができるからです。

この項目では、環境を変えたら人生が変わる人と、変わらない人の違いについて見ていきます。

 

環境を作る人と環境に踊らされる人

 

想像以上の自分と出会うには、内面的なパラダイムシフトが起きることから始まります。そして、環境が変われば、内面も変わります。しかし、ただ環境を変えるだけが、自分を変えることには繋がらないこともあるのです。

例えば、自分探しの旅に出かけても、内面を変えようとしなければ、その旅は「楽しい時間」以上のギフトにはなりません。もちろん、楽しい時間を過ごすのは、人生においてとても意義ある時間でしょう。

人生を変えるために、環境を変える目的で自分探しの旅に出かけても、「環境が自分を変えてくれる」と受け身な姿勢では、自分を変えることは難しくなるでしょう。なぜならば、「環境に踊らされているから」です。

セミナーを受けても、起業塾に通っても、「お金を払えば自分を変えてくれる」と考えるよりも大切なことがあります。それは、学んだ知識をノウハウを活かしながら、自分で環境を作ること。

想像以上の自分と出会うには、環境に踊らされるのではなく、環境を作る側に立つ必要があります。

   

環境を作る側に立とう

 

想像以上の自分と出会うには、環境を作る側に立つ必要があると述べました。

例えば、セミナーを受講する際も、「自分だったらこう話す」と考えながら講師の解説を受けるのと、そうでないとでは大きな違いが生まれます。なぜならば、講師側の視点が理解できるからです。

「最大の学びは教えること」とあるように、「自分だったらこう話す」という視点を育てながらセミナーを受けられるのです。

情報発信でも大切なのは、「自分はこう思う」という主張です。主張なき発信は、ただのモノクロ。主張を織り交ぜることで、自分という存在を知ってもらえるのです。

認知が広まれば、サイトのアクセスは伸び、人の役に立つ情報を発信していけば、必ず仕事が舞い込み続けます。そんな想像以上の自分と出会うためにも、あなたの主張に共感してもらえる人づくりを行っていきましょう。

   

環境を変える前に、自分を変えよう

 

ここまで見てきたように、受け身な姿勢ではなく、常に発信者側に立つ意識が想像以上の自分を引き寄せてくれます。

また、日本という国は、成熟しきっています。食べたい物は、すぐに手に入る物質的な豊かさがあります。スマホ一台あれば、知りたい情報を知ることができます。

つまり、発信者側に立たなくても、生活していける豊かさがあるのだと思います。

便利すぎるが故に思考停止?

 

僕がフランスへ行った時、関西国際空港から飛び乗りました。航空会社はエールフランス。いきなりストライキが起きたのです。それも搭乗2時間前に起きたのです。

海外の航空会社がストを起こすのが、当たり前だそうです。しかし、日本の航空会社はストなんてもってのほか。もしも、ストを起こしてしまえば、乗客に迷惑がかかってしまうからです。

 

これを経験する前は、「飛行機は時刻通りに飛んで当たり前」と考えていました。しかし、これは日本の航空会社がプロフェッショナルだから、時刻通りに飛んでくれたのだと再認識させられたのです。

これは飛行機だけではありません。パリの駅で電車を待っていると、電車が来ないのです。またストが起きたのです。日本の鉄道会社は、定刻通りに動いてくれます。ほんの数分も遅れてしまえば、大クレーム。特に、山手線は365日、定刻通りに動いてくれてます。

まさに、完璧な仕事、だと思います。

便利すぎるが故に、些細なミスが起きてしまうと、「信用できない」と考えてしまう風潮があるような気がします。そんな風潮が、完璧主義な人を増やしてる気がしてなりません。

だからこそ、「自分の基準」を育てていくことが何よりも重要だと思うのです。

   

習慣をバージョンアップするには?

 

日本は成熟しきっているが故、完璧主義者を増やしてしまう風潮があると述べました。完璧主義になると、思考が固まってしまい、挑戦心を忘れてしまいます。つまり、過去のパターンからでしか選択肢を決められず、想像以上の自分と出会うことを遠ざけてしまうのです。

可能性を最大化させるには、「過去のパターン」ではなく、「これからの自分」を新しく選んでいく必要があるのです。そのためにも、日々の習慣においても、「捨てる習慣」と「続ける習慣」とに分けていく必要があるのだと思います。

とは言っても、いきなりハードルの高い習慣を身につけるよりも、今すぐにでも出来る習慣から始めれば良いのです。ダイエットでも、いきなりマイナス10キロを目指すより、「1ヶ月2キロ」と決めて、自分の身体と向き合う方が、新しい習慣づくりには大切なプロセスだと思います。

少しづつ自分に負荷をかけていき、「過去のパターン」ではなく、「これからの自分」を選んでいきましょう。

 

まとめ

環境を変えると人生を変えられる人と、そうでない人との違いについて見てきました。環境が変わっても、人生を変える人は、環境を自ら作る人、でしたね。
成熟しきった日本に住んでいると、自分で考える習慣を身につけるのは、ひょっとすると難しいことかもしれません。しかし、人生を変えて、自分を変えるには、自分の主張を伝えていく必要があるのです。
あなたの主張に共感する人と出会うためにも、環境に踊らされず、自ら環境を作り出していきましょう。

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